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こんにちは、みる(@mill_tesagyo)です。
今回は、トライアルの練習で使用しているSCORPA 300SC 2017年モデルのフロントホイールベアリングをDIYで交換しました。初めてトライアルバイクのホイールベアリング交換を行ったため、ベアリングの取り外しには少し時間がかかりました。しかし、専用工具を使用すればDIYでも交換できます。この記事では、
- SCORPA 300SCのフロントホイールの取り外し方
- ホイールベアリングの取り外し方
- 新しいベアリングの取り付け方
- 使用したベアリングの型番
- 必要な工具
- 実際にかかった費用と作業時間
を写真付きで紹介します。
この記事で分かること
- SCORPA 300SC 2017年モデルのフロントホイールベアリング交換方法
- 使用したベアリングの型番
- ベアリング交換に必要な工具
- 実際にかかった費用と作業時間
SCORPA 300SCのフロントホイールベアリング交換に必要なもの
今回使用した主な部品と工具はこちらです。
| 部品・工具 | 用途 |
|---|---|
| NTN 6004LU | フロントホイールベアリング |
| ベアリングプーラー | 古いベアリングの取り外し |
| ベアリングレース&シールドライバー | 新しいベアリングの圧入 |
| パーツクリーナー | ホイール内部の清掃 |
| グリス | アクスルシャフトの防錆 |
| 六角レンチ | ベアリングプーラーの固定 |
| ハンマー | ベアリング工具の使用 |
今回使用した工具
パイロットベアリングツール
古いベアリングを取り外すために、アストロプロダクツのパイロットベアリングツールを使用しました。ホイールベアリングは外側から叩き出せない構造になっている場合があるため、DIYで交換する場合はベアリングプーラーがあると作業しやすくなります。


ベアリングレース&シールドライバー
新しいベアリングを均等に打ち込むために使用しました。ベアリングを直接ハンマーで叩くと、斜めに入ったりベアリングを傷めたりする可能性があります。DIYで複数回ベアリング交換を行う予定があるなら、セットで持っておくと便利です。

SCORPA 300SCのフロントホイールベアリングを交換する手順
フロントホイールを取り外す
まず車体からフロントホイールを取り外します。

最初にフロントブレーキのディスクカバーを取り外します。赤丸で示した2本のボルトを外すと取り外せます。



外した時に、どこのボルトか分からなくなることが多いので、問題なければ外した所に再度つけています。次にアクスルシャフトを取り外します。ここで注意したいのが、緩めるボルトです。アクスルシャフトを固定しているボルトを緩めます。サスペンション側のボルトを緩めないよう注意してください。

アクスルシャフトを固定しているボルトを緩めたら、アクスルシャフトを外してホイールを外します。

これでベアリング交換の準備ができました。
古いホイールベアリングを取り外す
ホイールベアリングを取り外す前に、現在のベアリングがどの位置まで圧入されているか確認しておきます。これを確認せずに取り外すと、新しいベアリングをどこまで打ち込めばいいのか分からなくなるためです。SCORPA 300SCの場合、ベアリングはホイールの面とほぼ同じ高さまで入っていました。
今回は20mmのアタッチメントを使用しました。アタッチメントをベアリングの内側に入れ、ハンマーで軽く叩いて固定します。

ここからハンマーで叩き込んで、アタッチメントが外れないようにします。

次にテーパーボルトを取り付けます。

その後、ベアリングプーラー本体を取り付けます。

ここで、本体の赤色のネジ山部分が短いとベアリングを抜く長さが足りなくなり抜けないです。

また本体を取り付ける際はホイールと本体の間に当て木などをしてホイールを傷つけないようにするのもいいです。(トライアル車でこけまくってるので、その辺は気にせずやってます)

後は本体についているボルトを締めこんでいきます。締める際にボルトと共回りしないよう、ボルトは六角レンチを差し込んで固定します。ベアリングが外れる際、一度大きな音がしますが気にせずそのまま抜きます。

フロントホイールには左右2か所にベアリングがついているため、反対側も同じ要領で抜きます。


新しいベアリングを取り付ける
古いベアリングを抜いた後、新しいベアリングを打ち込みます。打ち込む前にホイールを一度パーツクリーナーで清掃しました。打ち込む際にはアストロプロダクツのベアリングレース&シールドライバー セットを使用しました。

ベアリングが傾かないようにして、均等に打ち込んでいきます。


逆側を打ち込む前に、ディスタンスカラー(ホイールの内側に入っている筒)を入れるのを忘れないようにしましょう。逆側も同じように打ち込んでいきます。

フロントホイールを車両に取り付ける
ここまで来たら外す時と逆の手順でホイールを組み付けます。アクスルシャフトを組み付ける前にパーツクリーナーで清掃し、錆防止として余ってるモリブデングリスを塗ります。グリスは塗りすぎず、薄く塗布しています。(使っているのは有機モリブデン入りグリス ちょう度No.2です)



あとはフロントディスクカバーを付けたら終わりです。
SCORPA 300SCのフロントホイールベアリング型番
今回取り外したベアリングを確認したところ、使用されていた型番は、NTN 6004LUでした。今回は初めての交換だったため、型番が分からずMITANIで購入しました。ただし、型番が分かったので、次回以降はモノタロウやMISUMIなどで同等品を探すこともできます。
使用したベアリング
- メーカー:NTN
- 型番:6004LU
- 使用数:2個

ホイールベアリングを交換して感じた変化
交換前のベアリングは、シール部分に汚れが付着していました。

ただ、内部の状態は想像していたほど悪くありませんでした。ホイールを回した感覚も、劇的に変わったというほどではありません。個人的には、少し回転がスムーズになったかな?と感じる程度でした。ベアリング交換は、走行フィールを大きく変えるカスタムというより、ホイールを長く安心して使用するためのメンテナンスとして考えるのが良さそうです。
今回かかった費用と作業時間
今回の費用はこちらです。
| 内容 | 費用 |
| NTN 6004LU | 1,100円×2 |
| 合計 | 2,200円 |
※工具代は除いています。
作業時間は約3時間でした。今回は初めてホイールベアリングを交換したため、特に古いベアリングを抜く作業に時間がかかりました。工具の使い方が分かれば、次回はもう少し短時間で作業できそうです。
まとめ:SCORPA 300SCのホイールベアリング交換は専用工具があると作業しやすい
SCORPA 300SC 2017年モデルのフロントホイールベアリングをDIYで交換しました。今回使用したベアリングは、NTN 6004LUを2個でした。ホイールベアリング交換では、
- ベアリングを抜く工具
- 新しいベアリングを均等に打ち込む工具
があると作業しやすくなります。初回は工具の扱いに時間がかかりましたが、手順が分かればDIYでも交換可能です。トライアルバイクは転倒やオフロード走行など、一般的なオンロードバイクとは使用環境が異なります。定期的にホイールのガタや回転状態を確認しながら、必要に応じてベアリング交換を行っていこうと思います。