【Tenere700】SHAD 4Pシステム フィッティングキットの取り外し方法|約1,000km使って外した理由

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こんにちは、みる(@mill_tesagyo)です。

テネレ700に取り付けていたSHAD 4Pシステム フィッティングキットを取り外しました。SHAD 4Pシステム フィッティングキットはサイドパニアを取り付けるためのしっかりしたキャリアですが、私の場合はパニアケースを装着することなく、キャリアだけの状態で約1,000km走行しました。その結果、少しずつ気になるようになったのがキャリアの横方向への張り出しです。バイクを取り回すときに邪魔に感じることがあり、四国の細い林道を走ることを考えると、張り出した木などにキャリアを引っ掛ける可能性も気になってきました。さらに、今後はSHADのパニアケースを使う予定もなく、別の積載方法に変更することにしました。この記事では、実際にSHAD 4Pシステム フィッティングキットを約1,000km使ってみて感じたことと、取り外した理由、取り外し作業の様子、今後の積載方法について紹介します。

この記事で分かること

  • テネレ700にSHAD 4Pシステム フィッティングキットを取り付けて約1,000km走った感想
  • SHAD 4Pシステム フィッティングキットを取り外した理由
  • キャリアの取り外し作業の様子
  • 取り外し後のテネレ700の状態
  • 使用した工具
  • 今後のテネレ700の積載方法
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素人DIYになります。作業は自己責任でお願いします。

私のTenere700について

項目内容
車種Tenere700
年式2024年式
身長168cm
股下75cm
体重64.5kg
用途ツーリング・林道
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身長や股下、使用環境によって感じ方は異なります。この記事は実際に使用した感想をもとに紹介しています。

SHAD 4Pシステム フィッティングキットを取り付けた理由

今回、中古でテネレ700を購入しましたが、その当初からついておりました。ツーリング時の積載量を増やすためにSHAD 4Pシステム フィッティングキットを取り付けていたものと思われます。同時にローダウン系のカスタムのされていたのでツーリングで快適な装備をメインにカスタムされていたのだと思います。

SHAD 4Pシステム フィッティングキットを約1,000km使用

SHAD 4Pシステム フィッティングキットを取り付けた状態で、約1,000km走行しました。ただし、ここで大事なのは、SHADのパニアケースは一度も取り付けていないことです。つまり、約1,000kmの間ずっと、キャリアだけが付いている状態でテネレ700に乗っていました。

SHAD 4Pシステム フィッティングキットを装着したテネレ700の左側リア周辺
約1,000km走行した、SHAD 4Pシステム フィッティングキット装着時のテネレ700。

この状態でツーリングや普段の取り回しをしていると、気になってきたのがキャリアの張り出しです。

SHAD 4Pシステム フィッティングキットを取り外した理由

今回キャリアを取り外した理由はいくつかあります。

一番の理由は横への張り出し

一番気になったのは、キャリアが車体の横に張り出していることです。荷物を載せていない状態でもキャリアが左右に出ているため、バイクを押して移動するときに邪魔に感じることがありました。パニアケースを取り付けていれば、この張り出しも積載スペースとして意味があります。しかし、私の場合はパニアケースを使っていません。そう考えると、荷物を載せていないのに大きなキャリアだけが付いているという状態が気になってきました。

テネレ700のリア側に張り出したSHAD 4Pキャリア
サイドパニアを装着していなくても、キャリアフレームが車体の外側へ大きく張り出しています。

林道で引っ掛けそうなのも気になる

私はテネレ700で林道を走ることがあります。特に四国は、細い道や林道を走っていると、道路脇から木の枝や幹が出ている場所もあります。もちろん、実際にキャリアを木に引っ掛けたわけではありません。ただ、「この出っ張り、林道では引っ掛けそうだな」と思う場面があると、だんだん気になってきます。テネレ700で林道を走ることを考えると、使わないキャリアを左右に張り出させておく必要はないと判断しました。

キャリア自体の重さも気になった

走行中に「重いな」と強く感じていたわけではありません。約1,000km走った段階では、キャリアの重量が大きな不満になっていたわけではありませんでした。ただ、今回実際にキャリアを取り外してみると、手に持ったときに意外と重量があることを実感しました。キャリアは常に車体に取り付けておくものなので、パニアケースを使わないのであれば、その重量を持ち続ける必要もありません。ただし、まだキャリアを外してから走行していないため、「キャリアを外したら走行性能が明らかに軽くなった」とは、現時点では言えません。今後実際に走ってみて、取り回しや走行感に変化を感じたら追記したいと思います。

SHADのパニアケースを使う予定がない

これも大きな理由です。もともとSHAD 4Pシステム フィッティングキットはパニアケースを取り付けるために装着していました。しかし現在は、SHADのパニアケースを購入して使う予定がありません。今後は別の積載方法に変更する予定なので、パニアケースのためのキャリアを装着しておく必要性がなくなりました。

見た目もキャリアなしの方が好み

最後は完全に好みの問題です。私は、キャリアを外したテネレ700の方がカッコいいと感じました。テネレ700はオフロード寄りのシンプルなスタイルが魅力だと思っているので、リア周りの大きなキャリアがなくなると、車体がスッキリします。機能だけではなく、乗っていて「この見た目が好き」と思えることも、バイクでは意外と大事なところです。

実際に使用した工具・用品

今回の作業で実際に使用した工具・用品です。

アストロプロダクツ トルクスソケット

テネレ700のキャリア取り外し作業で使用しました。テネレ700はトルクスボルトを使っている部分が多いため、今回の作業をきっかけに購入しました。

エンデュリスタン トルネード2 Lサイズ

今回キャリアを外した後に使用する予定の防水バッグです。すでに購入済みで、今後テネレ700への積載に使用します。

SHAD 4Pシステム フィッティングキットを取り外す

ここから実際の取り外し作業です。今回の作業では、SHAD 4Pシステム フィッティングキット本体だけではなく、車体側に取り付けられていたステー類も取り外していきました。

左右を繋いでいるステーを外す

最初に左右を繋いでいるステーを外します。

左右を繋いでいるステー
左右を繋いでいるステーを外す

左側キャリアを固定しているボルトを外す

次にSHADキャリアを固定している複数のボルトを外していきます。テネレ700は外装などにトルクスボルトが多く使われているため、今回の作業に合わせてアストロプロダクツのトルクスソケットを購入しました。

タンデムステップを固定しているトルクスネジ
タンデムステップを固定しているトルクスネジ
テネレ700のキャリア取り外しに使用したトルクスソケット
今回のSHAD 4Pキャリア取り外し作業で使用したトルクスソケット。

キャリアを外していくと、車体側の固定ポイントが見えてきます。普段はキャリアで隠れている部分なので、取り外しのタイミングで各部の状態も確認しておきます。

左側キャリアを外した所
左側キャリアを外した所

この時点ではタンデムステップについているステーが残っています。これを取るためにトルクスネジを緩められるようソケットを購入したわけです。

マフラー側のステーも取り外す

右側のキャリアはマフラー周辺にも固定されています。

テネレ700のマフラー周辺にあるSHADキャリア固定部
マフラー周辺にも取り付けられていたSHADキャリアの固定部。

マフラーを固定しているボルトとキャリアを共締めしているので、ボルトの長さが純正より長くなってます。キャリア外した後ではそのまま使えないので、純正の固定ボルトを戻す必要があります。今回の作業では、この純正ボルトを別途注文することにしました。

テネレ700の純正マフラー固定部
SHADキャリアを外した後に確認した純正マフラー側の固定部。

マフラー固定ボルトを純正に戻す

SHAD 4Pシステム フィッティングキットを取り外した後、マフラー側の固定部も純正状態に戻します。SHADキャリアを取り付けていたときは、キャリアのステーとマフラー固定部を共締めしていたため、純正とは異なる長さのボルトが使用されていました。今回はSHADキャリアを今後使用しないため、キャリアを取り付ける前の純正状態に戻すことにしました。

今回購入した純正部品

SHAD 4Pシステム フィッティングキットを取り外し、マフラー固定部を純正状態に戻すため、以下のヤマハ純正部品を購入しました。

部品純正部品番号購入時価格
ボルト(3BC)90111-10007599円
ナット セルフロック フランジ95602-10200129円
カラーBW3-14779-00999円
合計1,727円

今回はボルトだけでなく、ナットとカラーも純正部品を購入しました。キャリアを取り付ける前の状態に戻すため、必要な部品を揃えてから作業しています。

テネレ700のマフラー固定部に使用するヤマハ純正部品とXTZ690サービスマニュアル
マフラー固定部を純正状態に戻すため、ヤマハ純正部品を注文

今回注文したのはヤマハ純正の固定ボルトです。せっかくキャリアを取り外して純正状態に戻すので、ボルトも純正部品に戻します。また、今回はXTZ690のサービスマニュアルも確認しながら作業しました。

XTZ690サービスマニュアルのエキゾーストパイプとマフラー取り付け手順
XTZ690のサービスマニュアルでマフラー周辺の締め付けトルクを確認

サービスマニュアルには、エキゾーストパイプやマフラー周辺の各固定部について締め付けトルクが記載されています。ボルトの締め付けトルクは47Nmのようです。

SHADキャリア取り外し後にテネレ700のマフラー固定ボルトを純正に戻した状態
純正マフラー固定ボルトを取り付け、純正状態に戻しました

これでマフラー側の固定部も純正状態に戻りました。SHADキャリアを取り付けていたときはキャリアのステーが共締めされていましたが、取り外したことでマフラー周辺もスッキリしました。これでキャリア本体だけでなく、車体側に残っていたキャリア関連の部品も取り外すことができました。

キャリアを外すとリア周りがスッキリ

キャリアやステーをすべて取り外すと、テネレ700のリア周りがかなりシンプルになりました。

SHADキャリアを取り外したテネレ700のリア周辺
SHADキャリアを取り外し、純正状態に戻したテネレ700のリア周辺。

左右に大きく張り出していたフレームがなくなったことで、車体のシルエットもスッキリしました。個人的には、この状態の方がテネレ700らしくて好みです。

純正の荷掛けポイントに戻す

SHADキャリアを外したことで、今後は純正の固定ポイントを使って荷物を固定することになります。

テネレ700のSHADキャリア取り外し後に残った純正固定ポイント
SHADキャリアを取り外した後の純正固定ポイント。

ネジはトルクスになっています。T40です。アストロの6個セットだとT30までしかなく、バラでT40を買ってしまいました。なので最初から9個セットの物を買うのがおススメです。

荷台フックのネジ拡大図
トルクスが使われています。

今後の積載方法を考えると、このシンプルな状態の方が使いやすそうです。

テネレ700はトルクス工具があると整備しやすい

今回の作業をしていて改めて感じたのが、テネレ700にはトルクスボルトが多く使われていることです。そのため、今回の作業をきっかけにトルクスソケットを購入しました。

テネレ700のキャリア取り外しに使用したトルクスソケット
今回のSHAD 4Pキャリア取り外し作業で使用したトルクスソケット。

自分でテネレ700を整備したり、外装やキャリアなどを脱着したりする場合は、トルクスは必須工具になると思います。外装に結構使われているので…。

キャリアを外した後のテネレ700

最終的には、SHAD 4Pキャリアを取り外して純正状態に戻しました。

SHADキャリアを取り外して純正状態に戻したテネレ700
キャリアを取り外してスッキリしたテネレ700のリア周り。

横への張り出しがなくなったことで、取り回しのときにも気になっていた部分がなくなりました。ただし、記事を書いている時点では、まだキャリアを外した状態で走行していません。そのため、走行中の軽快感や取り回しについては、これから実際に走って確認します。

かかった費用と作業時間

今回かかった費用と作業時間はコチラ

費用と作業時間

  • 費用:1,000円
    • 純正の荷台フック代
  • 作業時間:1.0h
    • 外すところが全て見えるのでわかりやすいです。

今後はエンデュリスタン トルネード2を使う

今後の積載方法として考えているのが、すでに購入しているエンデュリスタン トルネード2 Lサイズです。SHADのパニアケースのような大型の固定式ケースではなく、ソフトタイプの防水バッグを使うことで、必要なときだけ荷物を積載できるようにします。今回キャリアを外した最大の理由は、使っていないキャリアを常に車体へ付けておく必要がないと考えたからです。エンデュリスタン トルネード2を実際にテネレ700へ積載したときの使い勝手については、別の記事で紹介する予定です。

SHAD 4Pシステム フィッティングキットを外して分かったこと

今回、約1,000km使ってからSHAD 4Pキャリアを取り外してみて、私が感じたことをまとめます。

項目感想
横への張り出し気になった
バイクの取り回しキャリアが邪魔に感じる場面があった
林道での使用張り出した部分を引っ掛けるのが気になる
重量走行中は大きな不満なし。ただし外すと重さを実感
パニアケース一度も使用せず
見た目キャリアなしの方が好み
今後の積載エンデュリスタン トルネード2を使用予定

ここで重要なのは、SHAD 4Pシステム フィッティングキット自体が悪いという話ではないということです。パニアケースを使って大量の荷物を積載したい人にとっては、サイドケースをしっかり固定できる便利な装備です。ただ、私のように、

  • パニアケースを使わない
  • 林道を走る
  • 車体をできるだけシンプルにしたい
  • 横への張り出しが気になる
  • ソフトバッグを使いたい

という使い方では、キャリアを外した方が合っていると判断しました。

まとめ

今回は、テネレ700に取り付けていたSHAD 4Pシステム フィッティングキットを取り外しました。約1,000kmの間、キャリアだけを装着して走行していましたが、横への張り出しが気になるようになり、バイクを取り回すときに邪魔に感じることがありました。また、四国の細い林道を走ることを考えると、張り出したキャリアを木などに引っ掛ける可能性も気になります。さらに、SHADのパニアケースを今後使う予定がなく、見た目についてもキャリアがない方が好みだったため、今回取り外すことにしました。まだキャリアを外した状態では走行していないため、取り回しや走行時の変化については今後確認していきます。今後は、すでに購入しているエンデュリスタン トルネード2 Lサイズを使って、テネレ700の積載方法をシンプルにしていく予定です。実際にトルネード2を装着して走ってみたら、使い勝手や積載方法についても記事にしたいと思います。

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