【庭づくり】中古プレハブをDIYで倉庫にリノベーション!費用や作業工程を公開

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こんにちは、みる(@mill_tesagyo)です。

DIYやバイク、家庭菜園を続けていると、工具や部品、資材がどんどん増えていきます。私も収納場所に困っていたところ、不要になったプレハブを譲っていただけることになりました。新品のプレハブを購入すると100万円以上することも珍しくありませんが、今回は譲っていただいた中古プレハブをDIYでリノベーションし、小さな倉庫として活用することにしました。屋根や内装を解体し、塗装や床・壁の施工まで行ったことで、古いプレハブが使いやすい収納スペースへ生まれ変わりました。この記事では、中古プレハブを倉庫へリノベーションした手順や掛かった費用、実際に使って感じたことをご紹介します。

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素人DIYになります。作業は自己責任でお願いします。

この記事で分かること

  • 中古プレハブを倉庫へリノベーションした方法
  • プレハブ設置までの流れ
  • リノベーションに掛かった費用
  • 作業期間
  • 実際に使って感じたメリット・デメリット

完成後の様子

奥の緑色のプレハブです

こちらがリノベーション後のプレハブです。中古とは思えないほどきれいになり、バイク用品やDIY工具、家庭菜園で使用する資材などを収納する倉庫として活躍しています。

全体像

内部はOSB合板で仕上げ、スチールラックや壁面収納を設置しました。収納場所が増えたことで、ガレージや自宅の整理整頓もしやすくなりました。

プレハブ小屋を作ろうと思った理由

DIYやバイク整備を続けていると、工具や部品、塗料などが少しずつ増えていきます。さらに家庭菜園の道具や資材も加わり、自宅だけでは収納しきれなくなっていました。新品の物置やプレハブを購入することも考えましたが、価格が高く、なかなか手が出ません。そんな時、不要になったプレハブを譲っていただける話がありました。現地を見に行くと外観にはサビや経年劣化が見られましたが、骨組みはしっかりしており、倉庫として使うには十分な状態です。「DIYで手を加えれば、まだまだ使える。」そう思い、中古プレハブをリノベーションして、自分だけの倉庫を作ることにしました。

譲っていただいたプレハブの状態

まずは現地へ行き、プレハブの状態を確認しました。

現状のプレハブの状態

プレハブはコンクリートブロックの上に設置されており、外壁にはサビや汚れが見られました。また、屋根の上には木製の屋根が追加されていましたが、経年劣化によってかなり傷んでいる状態でした。

横:5m60cm
奥行:2m90cm

サイズも測ってみると

  • 幅:約5.6m
  • 奥行:約2.9m

倉庫として使うには十分な広さがあります。

プレハブのサイズ

ドアや窓も付いていたため換気もしやすく、「DIYでリノベーションすればまだまだ活躍できそうだ」と感じました。全体像(搬入後しか写真が無かったのでコチラを参照)

プレハブ全体像

手前にある波板はプレハブの上についていた屋根になります。水漏れすることはないと思うのですが、念のために着けていたものと思われます。今回運んでもらう際に経年劣化でボロボロになっていたので外してもらいました。倉庫用途では広さに申し分なく、ドアと窓がついており空気の入れ替えも楽そうだったので貰うことにしました。(欲を言えばシャッターとかついてバイクが入れれると嬉しかったのですが、お金があれば後付けします)

見積もり・費用・作業期間

今回のプレハブは譲っていただいたため、本体価格は掛かっていません。その代わり、輸送費や設置費、リノベーションに必要な材料費が必要になりました。

掛かった費用

内容費用
プレハブ輸送・設置150,000円
コンクリートブロック3,488円
OSB合板40,776円
コンパネ7,598円
ブラインド19,992円
塗料・ローラーなど約8,900円
その他工具・材料約60,000円
合計291,263円

※工具類は今後も使用するため、すでに持っている場合はさらに安く仕上げることができます。

作業期間

内容期間
プレハブ設置から完成まで約3週間

仕事終わりや休日を利用して少しずつ作業を進めたため、完成まで約3週間掛かりました。毎日作業できる環境であれば、もう少し短期間で仕上げることも可能だと思います。新品のプレハブを購入すると、本体だけで100万円を超えることも珍しくありません。今回は輸送費や材料費は掛かりましたが、中古プレハブをDIYでリノベーションしたことで、費用を大きく抑えながら収納スペースを確保することができました。

新品プレハブを購入するのとどちらが安い?

今回リノベーションしたプレハブと同程度のサイズを新品で購入すると、本体価格だけでも100万円を超えることがあります。さらに、輸送費や設置費が別途必要になるため、実際の費用はさらに高くなる可能性があります。一方、今回はプレハブ本体を譲っていただけたこともあり、輸送費や材料費を含めても約29万円でリノベーションすることができました。DIYに掛ける時間は必要ですが、工具をすでに持っている方であれば、さらに費用を抑えることもできます。「収納スペースは欲しいけれど、新品のプレハブは予算的に厳しい…」という方は、中古プレハブをDIYでリノベーションするという選択肢も十分おすすめです。

ナガワのSH-H4型:新品
ナガワのSH-H4型:中古

プレハブ設置までの準備

プレハブを設置するには、置き場所さえあればすぐに設置できるわけではありません。プレハブは数トン近い重量があるため、地盤が弱かったり、設置面が傾いていたりすると、安全に使用できなくなる可能性があります。そこで今回は、プレハブを搬入する前に設置場所の確認やコンクリートブロックの設置など、事前準備を行いました。

地盤の状態を確認する

まず最初に確認したのは、プレハブを設置する場所の地盤です。柔らかい地面の上にプレハブを設置すると、時間の経過とともに沈下し、建物が傾いてしまう恐れがあります。今回設置する場所は、自宅を建てた際に転圧されていた土地だったため、そのまま設置しても問題ない状態でした。もし土のままの場所へ設置する場合は、砕石を敷いて転圧したり、コンクリートを施工したりするなど、十分な地盤づくりを行うことをおすすめします。

コンクリートブロックを設置する

地盤を確認したら、次はプレハブを載せるためのコンクリートブロックを設置します。プレハブを下見した際もブロックの上に設置されていたため、今回もホームセンターでコンクリートブロックを購入しました。ブロックはプレハブの重量を支える重要な部分です。そのため、できるだけ水平になるように配置し、プレハブの骨組みがしっかり乗る位置へ設置していきます。

コンクリートブロックの設置個所

今回は16個のコンクリートブロックを使用し、荷重が均等に掛かるよう、おおよそ等間隔で配置しました。また、地面が弱くなっている場所は避け、しっかり支えられる位置を選んでいます。

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コンクリートブロックは、プレハブの骨組み(フレーム)の真下に設置しましょう。
地面が柔らかい場所や、プレハブ底面の腐食している部分を支えると、沈下や変形の原因になることがあります。

クレーンでプレハブを搬入・設置

設置場所の準備が整ったら、いよいよプレハブを搬入します。今回お願いしたのは、プレハブの輸送とクレーンによる設置まで対応してくれる業者さんです。

プレハブをクレーンで置きに行っている所
家のギリギリを通って置きに行きます。

自宅のすぐ横へ設置するため、建物との距離はギリギリでしたが、クレーンを使って慎重に搬入していただきました。作業を見ていると、「こんな大きなプレハブが本当に入るのかな?」と少し心配になりましたが、さすがはプロの作業です。少しずつ位置を調整しながら、ブロックの上へぴったりと設置していきます。

設置した後

無事に設置が完了すると、ようやく「ここからDIYが始まる」という実感が湧いてきました。実際には、この搬入作業までが一番緊張した工程だったかもしれません。プレハブが設置されてしまえば、あとは自分のペースでリノベーションを進められます。次は、古くなった屋根や内装を解体し、プレハブを使いやすい倉庫へリノベーションしていきます。

実際に使用した工具・材料

今回のリノベーションで実際に使用した工具や材料をご紹介します。すでに持っている工具も多かったため、DIY経験者であればさらに費用を抑えられると思います。

バール

内装や木製屋根を解体する際に使用しました。化粧板や木材を剥がす作業では使用頻度が高く、リノベーションには欠かせない工具です。

レシプロソー

木製屋根を解体した後、木材を細かく切断する際に使用しました。長い木材でも短時間で切断できるため、処分しやすい大きさにすることができます。

電動チェンソー

太めの木材を切断する際に使用しました。レシプロソーでも作業できますが、木材が多い場合は電動チェンソーがあると解体作業を効率よく進められます。

インパクトドライバー

ビスの取り外しや、新しい合板を固定する際に使用しました。解体から組み立てまで幅広く活躍するため、DIYでは必須とも言える工具です。

ペンキローラー・延長ポール・ローラーバケット

プレハブの屋根や外壁を塗装する際に使用しました。特に延長ポールがあると、高い場所でも無理な姿勢にならず作業できるため、安全性と作業効率が向上します。ローラーバケットは塗料を均一に付けやすく、ムラの少ない仕上がりになりました。

防錆塗料

屋根や外壁のサビ対策として使用しました。今回は屋根と側面で色を変えて塗装しています。中古プレハブを長く使うためには、防錆塗装はやっておきたい作業の一つです。

脚立(ハシゴ)

屋根の塗装や高い場所での作業に使用しました。屋根へ上がる機会が多かったため、安定した脚立があると安心して作業できます。

充電式LEDライト

仕事終わりの夜間に作業することも多かったため、充電式LEDライトを使用しました。電源がない場所でも十分な明るさを確保でき、夜間作業でも快適にDIYを進めることができました。

コンパネ

床材として使用しました。リノベーション後は工具やバイク用品などを収納するため、しっかりした床を作るために施工しています。

OSB合板

壁の内装材として使用しました。見た目がおしゃれなだけでなく傷にも強いため、工具や資材を収納する倉庫との相性も良く、DIYでも人気のある材料です。

ブラインド

窓へ取り付けるために使用しました。直射日光を遮りながら室内の様子が見えにくくなるため、収納している工具や用品の日焼け防止や目隠しとして役立っています。

リノベーションの様子

プレハブの設置が完了したら、いよいよリノベーションを始めます。外観だけを見ると「まだ使えそう」と思える状態でしたが、細かく見ていくと屋根や内装には経年劣化が見られ、そのまま使うには少し不安がありました。今回は倉庫として長く使えるように、不要な部分は思い切って解体し、必要な部分をDIYで作り直していきます。

屋根の上に付いていた木製屋根を解体する

最初に取り掛かったのは、プレハブの上に取り付けられていた木製屋根の撤去です。

屋根とプレハブを分けたところ

ポリカーボネート製の屋根が木材で組まれていましたが、長年雨風にさらされていたこともあり、木材はかなり傷んでいました。プレハブを搬入する際に屋根本体は取り外してもらっていたため、残った木材や金具を取り外していきます。まずはバールを使ってポリカーボネートを外し、その後はビスを一本ずつ取り外しました。木材はそのままでは処分できないため、レシプロソーや小型チェンソーを使って細かく切断します。

使用していたレシプロソー
使用した小型チェンソー

最初はバールを使ってポリカーボネートの屋根をひたすら剝がしていきます。

ポリカーボネートの屋根を剥がした所

最後は木材と金属に分別し、資源センターへ搬入しました。古いプレハブをリノベーションする場合は、このような解体作業が意外と時間の掛かる工程になります。

屋根を塗装してサビ対策を行う

解体が終わると、次は屋根の塗装です。

塗装前の屋根

手作りの屋根を上に乗せていたこともあり、年数に対して屋根は奇麗な状態でした。今回はサビ止め効果のある塗料を使用し、今後も長く使えるよう保護していきます。

屋根に必要なものを持って上がった状態

屋根を塗るときは、奥から順番に塗り進めるのがポイントです。手前から塗ってしまうと、最後にハシゴまでたどり着けなくなることがあります。「そんなことある?」と思うかもしれませんが、実際に作業へ集中していると意外と忘れがちなので、塗る順番を事前に考えておくと安心です。

奥から塗っていき最後の一区画

塗装が終わるとプレハブ全体が引き締まり、見た目もかなりきれいになりました。

内装をすべて撤去する

続いて内装の解体です。室内には化粧板が張られていましたが、長年使用されていなかったこともあり、シミや汚れが目立っていました。

内装

せっかくリノベーションするなら中途半端にはしたくなかったので、内装はすべて撤去することにしました。

屋根の様子

バールを使って壁や天井を一気に剥がしていくと、断熱材が入っており、以前は事務所として使われていたことが分かりました。

シミがひどい
天井を剥がしている様子
内装を剥がす様子

天井を剥がすと木くずやホコリが大量に落ちてくるため、ゴーグルと防塵マスクは必須です。

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解体時はゴーグルや防塵マスクをつける事

解体後は木材や化粧板を分別して処分し、ようやく新しい内装を作る準備が整いました。

天井を剥がし終えた後

床と壁を張り替える

下準備が終わると、いよいよ倉庫らしい空間を作っていきます。まずは床へコンパネを張り、その後壁へOSB合板を施工しました。

床に合板を打ち付けている様子

OSB合板は見た目がおしゃれなだけでなく、傷にも強いため、工具や荷物を収納する倉庫にもぴったりです。仕事終わりの夜に作業することも多かったため、マキタの充電式LEDスタンドライトを使いながら少しずつ進めました。

夜間作業

休日だけでなく平日の夜も少しずつ進めたことで、無理なくリノベーションを続けることができました。

荷物を収納して完成

床や壁の施工が終わると、最後は収納です。スチールラックを設置し、工具やスプレー類、DIY用品を整理していきます。

スチールラックを入れたところ
ドライバーなども壁面収納にして広さを確保します

サビていたスチールラックは捨てずに塗装し直して再利用しました。見た目もきれいになり、新品のように使えるようになっています。

塗装前のサビているスチールラック
塗装後

錆止めスプレーで塗装しました。ラックにはスプレー類を収納します。

スプレー類の収納様子

最後に荷物を収納すると、以前とは見違えるほど使いやすい倉庫になりました。

全体像

収納場所が増えたことで、自宅やガレージも片付き、工具や部品を探す時間も減りました。古いプレハブでしたが、少しずつ手を加えていくことで、自分にとって使いやすい収納スペースへ生まれ変わりました。

実際に使って感じたメリット・デメリット

プレハブ小屋が完成してから数年使っていますが、「作って良かった」と感じることもあれば、「今ならこうしたい」と思うこともあります。ここでは、実際に使って感じたメリットとデメリットをご紹介します。

メリット① バイク用品や工具をすぐ取り出せるようになった

一番良かったと感じているのは、バイク用品や工具の収納場所が自宅のすぐ近くにできたことです。以前は約500m離れた倉庫に保管していたため、工具を取りに行くだけでも移動が必要でした。「ちょっと工具を取りたい」「少しだけ作業したい」と思っても、その移動が面倒で後回しになることもありました。今では自宅を出てすぐに工具を取り出せるため、思い立ったときにすぐ作業を始められます。DIYやバイク整備をする機会も増え、以前より作業がずっと快適になりました。

メリット② 窓があるので換気しやすい

このプレハブには窓が付いているため、空気の入れ替えが簡単にできます。塗料や潤滑スプレーなどを保管しているため、定期的に換気できるのは大きなメリットです。日中に窓を開けておくだけでも室内の空気が入れ替わるので、湿気対策にも役立っています。

デメリット① 天井の一部を解体できなかった

中古プレハブだったこともあり、リノベーション中には苦労した部分もありました。特に天井の一部は構造上取り外すことができず、そのまま残すことになりました。現在のところ問題なく使用できていますが、重量物を天井から吊り下げるような使い方は避けるようにしています。中古プレハブは価格を抑えられる一方で、見えない部分に劣化や想定外の構造が残っていることもあります。購入や譲り受ける際は、外観だけでなく、床や天井、骨組みの状態まで確認しておくと安心です。

デメリット② 電気が通っていない

現在のプレハブには電気を引いていません。そのため照明やコンセントが使えず、夜間に作業することはほとんどありません。また、換気扇も設置できないため、定期的に窓を開けて空気を入れ替えています。今のところ収納用としては十分ですが、将来的に長時間作業するスペースとして使うのであれば、電気を引き込んで照明や換気設備を設置すると、さらに快適になると思います。

今ならこうする

今回のリノベーションにはとても満足していますが、もし今もう一度施工するなら、電気配線や照明、コンセントなどの設備も最初に整備したいと思います。また、中古プレハブは価格を抑えられる一方で、見えない部分に劣化が残っていることもあります。購入や譲り受ける際は、外観だけでなく床や天井、骨組みの状態までしっかり確認しておくと、安心して長く使えるでしょう。

まとめ

今回は、貰い物の中古プレハブをDIYでリノベーションし、小さな倉庫を作った様子をご紹介しました。プレハブの搬入から屋根や内装の解体、塗装、床や壁の施工まで、すべて自分で少しずつ作業を進めたことで、古かったプレハブが収納力の高い倉庫へと生まれ変わりました。完成後は、以前まで約500m離れた倉庫に保管していたバイク用品や工具を自宅のすぐ近くへ収納できるようになり、DIYやバイク整備の準備がとても楽になりました。窓があるため換気もしやすく、収納スペースとして快適に使用できています。一方で、中古プレハブならではの苦労もありました。天井の一部は構造上取り外せず、そのまま使用しているため、重量物を吊り下げるような使い方は避けています。また、現在は電気を引いていないため、定期的な換気を行いながら使用しています。中古プレハブは、新品と比べて費用を大幅に抑えられる一方で、状態の確認やリノベーションの手間は必要になります。しかし、その分、自分の使い方に合わせて自由にカスタマイズできることは大きな魅力です。これから中古プレハブの購入やDIYリノベーションを検討している方は、プレハブ本体だけでなく、輸送費や設置費、リノベーション費用まで含めた総額を考えること、そして床や天井など見えない部分の状態をしっかり確認することをおすすめします。少し手間は掛かりましたが、自分だけの収納スペースを作れたことにはとても満足しています。この記事が、中古プレハブをDIYでリノベーションしたいと考えている方の参考になれば幸いです。

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