日帰りツーリング完全ガイド|My Yamaha Motor café+広島・山口の絶景ルート&費用まとめ

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こんにちは、みる(@mill_tesagyo)です。

今回は、ヤマハ主催イベント My Yamaha Motor café を目的地に、広島・山口を巡る日帰りツーリングをしてきました。
「高速・山道・フェリー・海沿いルート」を詰め込んだコースで、ツーリング好きからイベント好きまで参考になる内容です。
ルートの詳細・所要時間・費用・見どころ・おすすめ車種などを写真付きで解説しますので、次のツーリング計画のヒントにしてください。

ツーリング概要とルート全体図

今回のツーリングコースはコチラ

今回走ったルート

  • 出発地点 → 高速で四国を抜ける
  • 広島山道経由で My Yamaha Motor café イベント会場へ
  • その後、海沿いを走りながら宮島・岩国方面へ移動
  • 帰りは周防大島経由で防予フェリーを使って四国へ戻る

このルートだと変化に富んでいて、「山」「海」「島」「フェリー」の全部味わえるのが魅力。
ツーリング欲が満たされます。

My Yamaha Motor caféの様子

My Yamaha Motor café の様子

  • 参加しやすさ:バイクメーカー問わず参加可。ヤマハ車でなくてもOK。気軽に立ち寄れます。
  • ヤマルーブコーナー体験:ヘルメットクリーナー & ワックスを試して、寝かした後の光沢や清潔感が実感できました。購入を考えている方への使用感・価格目安を以下にまとめます。
  • 注目展示車両
    • Fazzio:軽快なスクーター。街乗り向きで収納やアイドルストップの使い勝手が◎
    • XSR900:ネオクラシックファン必見。デザイン/高出力/操作性のバランスが良いので試乗感が想像しやすい。
    • Tracer 900GT:フルパニア仕様の積載力・長距離快適性に優れ、ツーリング志向の人には刺さる車種。
到着の様子
My Yamaha Motor caféの立て看板
ヤマハのブース

ここでMy YAMAHA Motor Webに登録するとプレゼントがもらえます。

プレゼント特典

バイクはカワサキですが、車種などは問われず登録可能でしたので
「ヤマハ乗ってないけどなー」
って思っているかたも気軽に参加できるイベントになってました。

ヤマルーブコーナーでのケミカル体験

ブースでのプレゼントだけでなく、ヤマハがグローバル展開しているオイルケミカルブランド「YAMALUBE(ヤマルーブ)」の体験ができるスペースがありました。
私もヘルメットのお手入れにヤマルーブを使用しているので早速使わていただきます。

イベントの方に「キレイになるのですが、香りがキツイのでヘルメットだと少し…」
と話をしたら「ケミカルなので無臭だとどうしても使った感が分からず、日にちを置けば無くなりますので」とのこと。
どうしても香りは完全には消せないみたいですね。
気になる方は是非使ってみてください。ヘルメットがキレイになりますよ!

またヤマハの展示車もあったので見てみます。

Fazzio(ファッツィオ)

街で乗るのにぴったりなおしゃれでレトロな外観
他スクーターのような直線的なデザインを極力排除して曲線を多く取り入れています。

Fazzio(ファッツィオ)
正面から
真横

メーターも外観デザインに合わせて曲線を意識して作られています。
真ん中には縦長のメーターがついています。今流行りのTFTではなくLCDですね

メーター回り

装備にアイドルストップが付いてます。

アイドルストップボタン

以前PCX125のアイドルストップ車種を乗りましたが、停止している時にエンジン音がしないバイクって新鮮でした。
燃費もすこぶる良さそうなので、ちょっとした移動には必須の機能になるかもしれません。

積載量もチェックしましたが小型スクーターらしく充実の装備。
右のホルダーは500mlペットボトルも入りそう。
真ん中のフックは軽い荷物を引っ掛けるのにちょうどいいですね。目的地着いたあとのヘルメット掛けるとか。コンビニで買ったスイーツの袋引っ掛けてるとか。

収納量のチェック

鍵が差し込み式ではなくスマートキーが採用されています。

スマートキーのため鍵の差し込み口がない

キーを捻るってアクションも過去の遺産になりそうですね。
気になる主要諸元はコチラ

通称名Fazzio(ファッツィオ)
車名・型式ヤマハ・
全長×全幅×全高(mm)1,820×685×1,125
軸距(mm)1,280
最低地上高(mm)135
シート高(mm)750
車両重量(kg)95
乗車定員(人)2
最小回転半径(m)
エンジン型式・種類空冷4ストローク・SOHC
総排気量(cm3125
内径×行程(mm)25.4×57.9
圧縮比10.2
最高出力(kW[PS]/rpm)6.0[8.2]/6,500
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm)10.3[1.03]/5,000
燃料消費率
(km/L)
国土交通省届出値
定地燃費値
68.9
燃料消費率
(km/L)
WMTCモード値
(クラス)
燃料供給装置形式電子式
始動方式
点火装置形式
潤滑方式
燃料タンク容量(L)5.1
クラッチ形式乾式多板シュー式
変速機形式 Vベルト無段変速
変速比
1  速
キャスター角(度)/トレール量(mm)
タイヤ 前110/70-12
タイヤ 後110/70-12
ブレーキ形式 前油圧式ディスク
ブレーキ形式 後ドラム
懸架方式 前テレスコピック式
懸架方式 後ユニットスイング式
フレーム形式
諸元

XSR900

次はYAMAHAのネオクラシックとして登場しているXSR900
結構見ますね。

外観
正面

シートが合皮っぽいデザインになってます。

シート回り

今の高機能を活かすために仕方ないのかもだけど、この車体デザインに対して真四角のフルTFTメーターがチョット…
このデザインならアナログメーターが欲しいって個人的に思うところ。

メーター回り
スイッチ回り

クルコンに色々操作するためのボタン付き。もう車と変わらないです。

ユーザーに新機能追加しました!ってわかりやすい部分でもあるので各社力入れてますね。

通称名XSR900
車名・型式ヤマハ・8BL-RN96J
全長×全幅×全高(mm)2,155×790×1,160
軸距(mm)1,495
最低地上高(mm)140
シート高(mm)815
車両重量(kg)196
乗車定員(人)2
最小回転半径(m)
エンジン型式・種類水冷4ストローク・DOHC・4バルブ
総排気量(cm3888
内径×行程(mm)78.0×62.0
圧縮比11.5
最高出力(kW[PS]/rpm)88[120]/10,000
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm)93[9.5]/7,000
燃料消費率
(km/L)
国土交通省届出値
定地燃費値
31.6
燃料消費率
(km/L)
WMTCモード値
(クラス)
20.9
燃料供給装置形式フューエルインジェクション
始動方式セルフ式
点火装置形式TCI(トランジスタ式)
潤滑方式ウェットサンプ
燃料タンク容量(L)5.1
クラッチ形式乾式多板シュー式
変速機形式 常時噛合式6速/リターン式
変速比
1  速
2.571
2  速1.947
3  速1.619
4  速1.380
5  速1.190
6  速1.037
キャスター角(度)/トレール量(mm)25°00′/108mm
タイヤ 前120/70ZR17M/C (58W)(チューブレス)
タイヤ 後180/55ZR17M/C (73W)(チューブレス)
ブレーキ形式 前油圧式ダブルディスクブレーキ
ブレーキ形式 後油圧式シングルディスクブレーキ
懸架方式 前テレスコピック式
懸架方式 後スイングアーム(リンク式)
フレーム形式ダイヤモンド
諸元

tracer900gt

1番人気のあった車種、みんな見てたので写真は1枚だけ

フルパニア仕様でした

フルパニアの積載量、ホイールベースの長さ、もうツーリングバイクですね!いいねぇ。
次乗り換える時には候補かなって思いつつ、今の使い方をしているninja1000と乗り換えても余り変わらないので乗り換える必要もないなぁと思うところ。

広島の北のほうをツーリング

道の駅クロスロードみつぎまで高速乗って、そこから下道で広島の山の方まで行きます。

クロスロードみつぎ

クロスロードみつぎは休憩所にブドウの木があり、ブドウがなってました。

ブドウの木

広島は瀬戸内海の温暖な気候から中国地方山間部の寒冷な地方までブドウの産地が多くあります。
尾道のブドウは「尾道デラ」と呼ばれるデラウェアの産地です。
そのまま国道432号を走り白竜湖まで行きます。

道の駅よがんす白竜

ここで昼食を取ろうかと思いましたが、レストランに人がいっぱいいたので次の場所へ。
人気っぽいので次回来た時に食べましょう。
目の前には白竜湖が広がってますが、湖というより大きな川って感じがします。

白竜湖

ここから国道486号→県道29号を抜けて道の駅あきたかたへ。

道の駅あきたかた
オシャレな建物

だいぶ山道を走ったので千代田ICから高速で山口まで行きます。

千代田ICの道の駅

大きな太鼓が目印

道の駅舞ロードIC千代田
道の駅舞ロードIC千代田

高速使って広島の中央や宮島を抜けて岩国まで

千代田ICから広島、宮島、岩国までは高速で移動。
観光シーズンの厳島神社周辺は渋滞しそうなのでなるべく避けていきます。
ただ岩国IC→国道2号→国道186号と進んだ際、国道2号が広島・福山みたいにバイパスになっていると思ってたので山口の国道2号が普通の街中抜ける国道で渋滞したのが反省点です。
186号に入ってからは海沿いを走る快適なツーリングルートになります。

カープビーチ
広島カープのお土産屋さん

広島カープも岩国まで進出中です。

ビーチの様子

夏は海水浴とかできそうなくらい砂浜がキレイです。
そのまま海沿いを走り周防大島まで行きます。

道の駅サザンセトとうわ

予定は防予フェリーの港である伊保田港まで。

伊保田〜三津浜まで防予フェリーで四国に帰る

伊保田港に出航1時間前に到着してチケットを購入。
ただ柳井港の乗車状況によって乗れるかどうかわからない+バイクは事前予約が無いので
確実に船に乗りたい場合は柳井港から乗るのがベストです。

伊保田港

なんとかバイク一台乗れそうとのことでチケット購入
時間つぶし兼食料求めて近くのヤマザキYショップに行きましたが本日定休日。
日曜日なのに!!って思いますが田舎あるあるですね。

定休日のYショップ

自販機の缶コーヒーで時間潰して船が来るのを待ちます。

船には押して乗船

貴重な真上からのショット

真上からの写真

船内では金魚が浮いてました。
どうやら周防大島が金魚の形をしていることから金魚島と呼ばれるようになったのだとか。

金魚ちょうちん

ただ実際のルーツはコッチ
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伊保田港の様子

出航するころには日が落ちて暗くなりました。
船はしらきさんという船、

しらきさん

平成16年(2004年)生まれの船ですが、20年走り続けてるって考えると感慨深いですね。
新日本海フェリーやオレンジフェリーのような客船というよりは地元の足に使うようなタイプの船です。
約1時間の船旅、三津浜港が見えてくるタイミングで運が良ければ松山空港から離陸する飛行機と船たちを写真に収めることができます。

飛行機と船

スマホ写真の限界、夜景はやっぱりカメラがイイですね。

かかった費用と時間

今回かかった費用と時間はコチラ

費用と時間

  • 費用:15,000円程度
    (ガソリン代+船代+高速代+食事代)
  • 時間:11時間
    (朝8時~夜9時まで(船旅時間含む))

中国四国を日帰りで回りたい方、是非参考にしてみてください。