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こんにちは、みる(@mill_tesagyo)です。
10月になり暑さもだいぶ和らいできたので、ソロでバイクツーリングをしました。
10月末に予定している大学の友人たちとのツーリングに備えて、橋と神戸市内以外は下道で行くという結構ハードなツーリングになりました。
都会の方に住んでおり、高速道路主体のツーリングがメインの方にも是非参考にしていただきたい(参考にしない方がイイかも?)なコースですので、次のツーリングのヒントにしてください。
ツーリング概要とルート全体図
今回のツーリングコースはコチラ
今回走ったルート
- 1日目:しまなみ海道→福山から下道使って蒜山高原まで移動→日本海に抜けて鳥取砂丘まで
 - 2日目:鳥取から下道で神戸まで行きカワサキワールド・明石工場を通り加古川へ
 - 3日目:淡路島を海沿いに通り鳴門スカイライン→徳島市内の宿に泊まる
 - 4日目:国道439号(ヨサク)を走破して足摺スカイライン→サニーロード経由で高知県宿毛市に
 - 5日目:四国西南地区を散策
 - 6日目:四国カルスト→石鎚スカイライン→UFOラインと四国山脈を走破
 
今回のルートですが、結構細い道が多く設定されているので少し注意が必要です。
特に国道439号は3大酷道と呼ばれるほどの道の悪さですので、行く際には注意してください。
全線下道を使わなくても蒜山高原までは高速、淡路島までは高速、など自身のツーリング目的に合ったルート改良も考えてみると面白いと思います。
1日目の様子
スタート地点のしまなみ海道、来島海峡SAです。
旅程が長いので、朝早くから出発します。

しまなみ海道を渡り、福山ICで高速を降ります。
その後国道と県道を使って蒜山高原方面に向けて北上していきます。
途中に「いんでぃら」というレストランがあります。

ツーリングライダー御用達のツーリングマップルに載っていたので寄ってみました。

途中で寄った「いんでぃら」はツーリングマップルにも載ってて行ってみたかった場所。
朝ごはんがコンビニのおにぎり一つだったのもあり、モーニングを注文。

んー基本的なモーニングを何年ぶりに食べただろうか!おいしい。
ただメニューを見る限りランチもしくはディナーがメインっぽいので、時間が合えばランチ・ディナーのタイミングで行くのがおススメ。
さらに北上していくと千屋ダムが見えましたので、広場で写真を撮ります。

こうやってダムを見ると改めて巨大建造物すげぇという感想が出てきますね。
いずれは黒部ダムにも行ってみたいです。
さらに北上して蒜山高原エリアに。
道の駅かいぜん桜新庄宿に寄って、名物のひめのもち大福を頂きます。


給油をしましたが、このあたりが春になると桜が満開しキレイな遊歩道になるらしいです。
乗り物で行くことはできないので、近くの駐車場に止めて歩いて散策することになりそう。
(ライジャケだと浮きますかね…)

ココから蒜山高原エリアに突入。
中国地方のツーリングライダーに有名な蒜山大山スカイラインもこのエリアにあります。

スイトンという妖怪をモチーフにした人形。
妖怪がモチーフなのか、少し怖い。

道の駅に合ったohanaというパン屋さんで高原で焼きたてのパンを食べるという貴族生活を実施。
高原といえば酪農、ということで蒜山ジャージー牛乳と、これまた高原といえばパンということでカレーパンを食べました。
この日は暑くて店に入って涼しんでいました。

この組み合わせは良いですね。
蒜山高原は別荘地帯もあるような価格帯の高いエリアなので、ランチをチョット食べたいという感じですと程よい店があまりないかも。
下の道の駅で食事を済ませるか、軽くパンを食べたりするか考えておいた方がイイかもです。
(コンビニも周辺にはなかったです)

蒜山大山スカイラインは走りやすく今回のツーリングでは貴重な快走路です。
そのほかは1車線メインの下道になるので…
蒜山高原は幾分涼しかったですが、下山すると結構暑いです。
この日は10月にもかかわらず28度を記録する場所があるなど、地球温暖化に声を上げたくなるような天気でした。
その後、日本海を鳥取方面へ移動。途中コナン君で有名な道の駅第一号の大豊に行きました。
道の駅マグネット収集が趣味のひとつなのですが、マグネットがありませんでした。
道の駅第一号なのに無いの!?と悔しい思いしてます。
そして大栄はコナン君で有名な青山先生の生まれ故郷ですのでコナン君が至る所にいます。

あがさ博士が使用している空冷ビートルも展示されています。

コナン君、途中で読むのやめましたが今黒の組織とか色々話が面白くなっているって聞いてまた読みたくなってきています。
更に鳥取方面に行くと白兎神社に着きます。
日本海の国道バイパスですが、一車線しかないので観光シーズンは結構混んでました。
因幡の白うさぎの伝説が残っている神社です。好きな方には有名なスポットとのこと。


朝から走ったので、鳥取砂丘を見るころには夕方になってました。
観光シーズンでしたので、駐車場が満車になっていましたが二輪車は別に駐車場があるので列を抜けてスムーズに入れました。
夕方の鳥取砂丘は奇麗な景色でした。(ただブーツに砂が入る、汚れるのは覚悟してください)

今日の鳥取砂丘の様子が書かれています。
また近くの自販機では鳥取砂丘の先に行く場合は水を持っていくことを推奨しています。
写真で見ると近く見えますが、砂丘のてっぺんまで行くのはしんどいです。
足場が砂なのと遮蔽物が無いので日に照らされ続けます。

足洗い場も完備しているので、小さなお子さんが遊んでも大丈夫!

鳥取砂丘の夕陽を眺めて宿に行きます。


宿に大浴場が無かったので、近くの銭湯「日乃丸温泉」に行きました。

昔ながらの銭湯で価格もリーズナブルだったので鳥取に来た際は、是非一度入ってみてください。
銭湯から帰ってきたらバイクがゾロゾロ。みんな考えることは同じですね!

2日目
この日は朝5時くらいに起きて移動。町中が込む前に抜けます。
ひたすらワインディングをして神戸ポートランドまで。途中寄った神子畑選鉱場跡は車だったら寄って色々見たいくらいに面白そうな建物でした。今回は時間の関係でスルー。

国道29号の八束川と並走して南下する様子。車もなく快走そのものでした。
途中で見える崖も自然を感じられるスポットです。

新井駅。
何処の田舎でも問題になっている廃線、田舎の電車は使いにくいですし車だったら好きな時好きな場所に行けますからね。
どうしても利用率は減っていく方向になるんでしょう。

国道429号の様子。
田舎道!って思わせるようなタイトなコーナーと路面状況です。
私はダラダラツーリングしているので回り道をしていますが、国道29号で神戸まで行けます。
比較的快適な道なので、普通にツーリングしたいよ!ってかたはそちらを使った方が便利です。
(コンビニも道の駅もあるので、ツーリングらしいツーリングができます)

道の駅みなみ波賀。
国道29号線沿いにある道の駅です、マグネット収集はマグネットが無かったので不発に終わりました。
川沿いの気持ちのいい道の駅なので、休憩するのにぴったりの場所です。
バイク置き場も用意されていたので、ツーリングライダーにもおすすめです。

ルート29という映画のロケ地。
名前の通り国道29号線をメインにした映画です。

さらに南下すると街中に入るので、山崎ICから高速を使って神戸ポートランドまで行きます。
目的はカワサキワールド。カワサキ乗っているので一度は見ておきたいなと思い行ました。
ちょうどバイクの展示をしてたのでツーリングにはぴったりでした。

カワサキワールド

傑作飛燕ですね。

飛燕を見ると沖縄ツーリングの途中で寄った鹿児島の「知覧特攻平和会館」を思い出します。
ウェハと呼ばれる半導体のチップを作る薄い円盤を載せる機械らしいです。
なんかメカメカしくて好き。

今回はバイクの特別展示がされていました。

ローソンレプリカ

今やプレミア価格になってるZ400FX。
もうコレクターの域になっているので手が出ません。

マッハも健在。

地味にこれで日本の4台バイクメーカーのミュージアムを回ることができました。
4大メーカーコレクションホール
- ホンダ:ホンダコレクションホール
 - ヤマハ:ヤマハコミュニケーションプラザ
 - スズキ:スズキ歴史館
 - カワサキ:カワサキワールド
 
カワサキ明石工場に行って里帰りの写真を一つ。
普通の工場入り口ですが、聖地になりつつある場所。

この後宿に向かって2日目終了です。
3日目
この日は加古川~徳島まで行く工程でした。
鳴門海峡を渡り、淡路島のサンセットラインを走ります。

サンセットライン、という名前の通り海岸線沿いをずっと走るルートですが、所々市街地があったり観光スポットがあったりしてドライブや観光にオススメ。
一方で道幅が狭いのでスピードは控えめにしましょう。
淡路島の徳島側までくると道の駅うずしおに到着します。

丁度改装中ということもあり、店舗は全て移転作業中でした。
この日も天気に恵まれて、快晴の中バイクを走らせることができました。

徳島にたどり着いて、そのまま鳴門スカイラインを走ります。
蒜山大山スカイライン以来のスカイラインですが、細い一本道に比べて快走できます。
鳴門スカイライン 四方見展望台で検索すると駐車場付きの展望台があります。
休日ということもあり、バイクや車がいっぱいいました。

鳴門スカイラインを下りて、混んでそうな国道は通らず県道228号線を使用。
大谷川ほたるの里というちょっとしたスポットに到着したときの1枚

10月とは思えない風景、まるで夏休みか!?って思うような透き通った青空と緑でした。
このコントラストが凄い(写真無加工です!)

そのまま徳島市内のホテルにイン。
明日の国道439号線走破に向けて英気を養います。(という名の豪華な夕食)



タコの黄味噌和えは、地元の郷土料理を思い出していいですね。
4日目
酷道として名高い439号全線走破→足摺岬という一般的に過酷なツーリング。特に国道439は道も悪いため、いつものツーリング以上に疲れます。
早朝5時、朝の渋滞が始まる前に街中を抜けて山に向かいます。
コチラは439号線の始点である「徳島県徳島市 徳島本町交差点」ここを左に曲がると439号線走破の開始です。

本格的な山に入る前にコンビニで水分と食料を補給。ついでに朝ごはんのおにぎりを食べます。

そのまま走ると夜が明けて朝焼けとともに徳島の山に入っていきます。

ここから1車線の細い道をひたすら上っていき、最初のチェックポイント剣山リフト乗り場に到着します。


朝早くてリフトも稼働していませんが、もう少し遅い時間帯に来るとお土産屋さんとかも始まるので、コチラで軽く食事もできると思います。
(この先は高知の大豊に抜けるまでコンビニ・自販機が無いです)
剣山を下り、さらに進んでいくと「かかしの里」に出くわします。
その名の通り、町の至る所にかかしがあり街をにぎやかしています。

しかし、日本各地の他の市町村と同様、人口は減っているようです。
そこから更に山道を抜けると国道439号線の一番の難所「京柱峠」に到着。

ここが徳島県と高知県の県境となっています。

途中で工事に引っかかります。今回は20分ほど一時停止して待ってました。
真夏だと熱中症で倒れかねないので、工事の時間帯はしっかり把握しましょう。

工事区間を抜けて、高知県の大豊を抜け道の駅中土佐

軽く口に入るものを入れてさっさと出発

ここから山側、カルスト方面をかすめます。
軽快なワインディング路と書かれているけど、暑くてへばってる所。

梼原の国道で食事がしたかったので寄ったレストラン。
しかし、本日はお休みだったとのこと。

途中で寄った小さな直売所

高知県、道の駅大正で遅い昼ご飯。
かつ丼を食べて少し休み最後のひと山を越えます。

さいごのひとやまを超えて高知県四万十市。

ここがゴール地点です

あまりに暑かったので高知名物アイスクリンを食べます。
シャーベットに近い味でおいしいです。

ここで泊まればよかったですが、旅程もあるのでウイニングランとして足摺岬を一周します。

帰りに岬に寄りました。海がキレイです。

5日目
国道439超えの疲労回復の意味で四国西南地域を少し回る程度。ホテルで寝てました。
しかし、四国西南地区。未開の地かって程チョット逸れるだけで何もない道を通ります。

風車と駐車場。
人が多ければスポットになりそうですが、人口減少しすぎて工事のおっちゃん以外とはすれ違いしませんでした。

もう少し逸れると探検大好きっ子にはたまらないシチュエーションが出てきます。
そういうバイクじゃないのよって思いつつ少しだけ走ります。


6日目
四国西南からカルストに向かってそのまま石鎚スカイライン→UFOラインと山道三昧楽しみました。UFOラインを突っ切った後は大阪行きのオレンジフェリーの乗り口も近いため、意外と最終日に持ってくるのはアリです。ただワンミスで迂回路など使う必要も出てくるので時間には余裕を持ってください。
四国カルストの愛媛県側入り口、日吉・松野線に入ります。

カルストはあいにくの霧(小雨)模様。
景色が見えません。

ツーリングライダーはよくソフトクリームを食べますが、四国に来た際は是非コチラも食べてみてください。おいしいです。

四国カルストを久万高原に下ってレストラン・モルゲンに行きます。
廃校を改装して作られてたレストランでソーセージがおいしいです。

中には懐かしき黒板が。

お昼はカレーとソーセージを単品で頼んで載せてもらいました。

久万高原から石鎚スカイライン方面に行き土小屋まで。

さらに抜けて四国でも有名なツーリングスポットであるUFOラインへ向かいます。

この日は平日ということもあり車やバイクが少なく走りやすかったです。
UFOラインを高知県側に抜けていくと寒風山トンネルが見えてきます。

愛媛側に抜ける道がオープンしています。
前に来たときはオープンしてなかったのでチャンスと思い通りました。
冬季閉鎖されるのも納得の細道+荒道だったのでゆっくり進みましょう。

最後に来島海峡SAまで行ってゴール。
総走行距離は1690.9km。結構走りました。
