SENA30Kバッテリー交換方法【費用・作業時間公開】

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こんにちは、みる(@mill_tesagyo)です。

今回はSENA 30Kのバッテリー交換の方法について書いていきます。
5年ほどSENA30Kを使用して、途中一度電源が入らなくなり保証で交換してもらいましたが
最近オープンメッシュで通話すると半日持たずにバッテリーが切れるので、この機会にバッテリー交換をしたいと思い実施しました。
SENA 30Kを使用していてバッテリーの消耗が激しいと感じている方の参考になればと思います。

本記事の内容

  • SENA30Kのバッテリー交換方法
  • SENA30Kのバッテリー交換に必要な工具
  • SENA30Kのバッテリー交換を行った際の作業時間
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素人DIYになります。作業は自己責任でお願いします。

SENA30Kのバッテリー交換に必要なもの

SENA30Kのバッテリー交換に必要な工具(実際に使用した工具)はコチラ👇

必須工具一覧

  • 精密ドライバー:プラス
    (ネジを外すのに必要)
  • 精密ドライバー:マイナス
    (カバーをこじったりするのに必要。※今回はカッターでこじりました)
  • ピンセット
    (バッテリーのカプラーを繋ぐのに使用。指先が細ければ指でもできます)
  • 交換用バッテリー

今回購入したバッテリーはコチラ👇

実際の作業

それでは実際の作業風景を書いていきます。

カバーを外す

まずは裏面のネジを外してカバーを外します。

SENA30K表面

裏面のネジ7つを外していきます。

SENA30K裏面

ネジが止められている個所はコチラ👇

ネジが止まっている個所

写真の☆がついている個所のネジが一番錆びていました。
奥まっているから水が入ると乾燥しにくいのかもしれません。

錆びているネジ

ネジは微妙に長さが違ってたりするので、外した配置通りに置いておきます。
外した時に防水用のコーティング剤みたいなのがついていました。

外したネジ一覧

最後にカバーを外します。
外しにくい場合は精密ドライバーのマイナスで隙間をこじりつつ開ければ空きます。

カバーを割ったところ

ここから基板をずらして、バッテリーを交換します。

バッテリーを取り換える

今回購入したバッテリーを袋から開封します。
MADE IN CHINA製です。

メール便の箱に入ってたバッテリー

開封した後。
大きさ的に合ってそうなので、まずは大丈夫だと安心します。

購入したバッテリー

基板を外すには、下のマウントと接続している部分を外す必要があります。
精密ドライバーのマイナスや、ヘラでこじっている人が多いですが、手持ちの道具が無かったのでカッターでこじりました。
ただカッターだと余計なところを切ってしまう恐れがあるので、極力マイナスドライバーやヘラを使いましょう。

Information

マウントと接続する部分を剥がすのにはヘラがいい

家にあったカッターナイフ

剥がす必要のある端子はコチラ👇

剥がす場所は中央のマウントと接続する部分

カッターの刃を入れながらこじっていきます。

こじっている様子
徐々に隙間が見ててきました

接続部分を剥がした様子。接着剤がついていたのか汚れております。

剥がした端子部分

中のピンがありますが、コチラを曲げないように剥がしましょう。
また曲げないように再度差し込む必要があります。

Warning

ピンを曲げないように慎重に行うこと

剥がした様子

基盤を剥がして、バッテリーを交換する

基盤を剥がすとバッテリーが見えてきます。
左側に基盤と黒い線がつながっている個所があるので、ちぎらないように注意して剥がします。

基盤を剥がした所

バッテリーは両面テープで固定されて少し硬いので、手で剥がせない場合はドライバーやヘラでこじって剥がします。

バッテリーをカバーから剥がした所

最後にバッテリーを基盤の端子から外して取り外し完了です。
左がついていたバッテリー、右が新品のバッテリーです。

左:ついていたバッテリー、右:新品バッテリー

850mAhですが、購入したのは900mAhと少し容量が多くなっています。
またバッテリーの製造年月日が2019/6/5と実に6年前のバッテリーでした。
これは使い込んでいますね…

2019年のバッテリー

新品のバッテリーは900mAhと少し容量アップです。

新品バッテリー

厚みを比較すると歴然、左の使い込んだバッテリーは膨れ上がっています。

左:ついていたバッテリー、右:新品バッテリー

バッテリーを固定させるための両面テープですが、家にあった厚みのある両面テープを使用します。

両面テープ

本来はもっと薄いテープが使用されているみたいですが、手持ちにある両面テープがコレしかなかったので、コチラを使用します。

バッテリーを固定したところ

バッテリーを固定したら、カプラーを差し込んでバッテリー交換は完了です。

カプラーを差し込んだところ

充電器を差して、導通確認を行う

自信がある方はそのままカバーを取り付けても良いですが、確認のため一度充電器を差して導通確認を行います。

充電中のランプが光っています。

充電中に光る赤色のランプが光れば導通確認完了です。

カバーを閉めてバッテリー交換完了

最後に外した手順と逆の手順でカバーを閉めます。
外周部に防水用の白色ゴムがついているので、カバーで挟み込まないよう注意しながらカバーを取り付けます。

基盤を元に戻した所

アンテナ部分にバネがついていますが、バネの先端のL字形状と同じ溝がカバーに彫られているので、合うように入れておきます。

L字の溝部分

カバーをつけて、裏側のネジを締めこんだら完成です。

バッテリー交換完了

かかった費用と作業時間

今回かかった費用と作業時間はコチラ

費用と作業時間

  • 費用:2,299円
    (バッテリー代)
  • 作業時間:1.0h
    マウントと接続される端子部分を外すのが一番苦労しました。

買い替えとどっちが得か

今回バッテリー交換をしましたが、SENAはエントリーモデルの30Kや10Sでも1万円は超えてしますので興味があり、自己責任で作業できる方がバッテリー交換にチャレンジしてみてもイイと思います!
普段PC組み立てやバイク触っていれば特別難しい作業はないので、気軽に実施してみてください。
(ただ細かい作業になるので、器用さは少し欲しいところ。苦手な人は私みたいにピンセットとかあると便利です)