【必要工具・手順・費用まとめ】カワサキ・KLX250(LX250E)のブレーキフルードの交換方法【写真解説付き】

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こんにちは、みる(@mill_tesagyo)です。

最近ハマったオフロードバイクでのツーリング用に使っているKLX250のブレーキフルードを交換します。復活させるまでまともにエンジンもかけることなく寝かせていたので、徐々に消耗品を変えていきたいと思います。(あとマスターシリンダーの色がやばかったので交換しました)

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素人DIYになります。作業は自己責任でお願いします。

本記事の内容

  1. カワサキ・KLX250のブレーキフルード交換の手順
  2. カワサキ・KLX250のブレーキフルード交換に必要な工具
  3. カワサキ・KLX250のブレーキフルード交換を行った際の作業時間
目次

自分でブレーキフルードを交換するメリット

時間をかけて自分の手でブレーキフルードを交換するメリットは以下の通りです。

自分でサマータイヤを交換するメリット

  1. ディーラーでやってもらうよりコストを低減できる
  2. 適切な道具を使用したら安全にできる
  3. 1年に1回ブレーキフルードを交換するだけなので、実は時間もあまり使わない

それでは順番に解説していきましょう。

ディーラーでやってもらうコストを低減できる

一番最初のメリットはやはりコスト面です。
ブレーキフルードの交換ですが、相場は1ラインあたり2,500円~4,000円とのこと。前後セットだと5,000円~10,000円を見ておくのが良いとされています。
その工賃を自分でやることで削減できます。ブレーキフルードの交換に使う工具も安く手に入るので10,000円あれば揃います。1回か2回行えば元は取れると思いますので、維持費が大変って方はチャレンジしてみてください。

適切な道具を使用したら安全にできる

自分で行うから正しくフルードが交換できているか自信をもって確認することができます。普段気にしない部分も、自分で交換したことにより定期的に気にするようになり、結果的に早め早めの整備が行われるため安心感も高まります。

年に1回ブレーキフルードを交換するだけなので、実は時間もあまり使わない

凄く時間がかかりそうなブレーキフルードの交換ですが、実際にやってみるとあんまり時間がかからないです。
初めて作業したときも作業時間:1.5hと、休日の少しの時間でブレーキフルードの交換ができます。
平日働いてクタクタな状態の休日でブレーキフルードの交換ってなると初めてだと気が滅入りそうな方も多いかと思いますが、1時間ちょっとの時間でコストも安心も得られるのでメリットは十分にあります。

ブレーキフルード交換に必要なもの|おすすめ工具一覧

ブレーキフルード交換を行うのに必要な工具とおすすめ工具を並べました。

工具一覧

必須工具一覧

  • ブレーキフルード
    今回は以前アクティのブレーキフルード交換に使って残ったDOT3を使います。(KLX250はDOT3,DOT4どちらもOKです)
  • プラスドライバー
    リザーブタンクのキャップを外すのに使用します。よく舐める場所なので使い勝手の良いプラスドライバーを買っておきましょう
  • メガネ
    ブリーダープラグを緩める際に使用します。M8-M10の45°のメガネがあると便利です。
    (水平のメガネだと干渉する場所があるため45°ついていると楽)
  • ワンウェイバルブ付きエア抜きセット
    プラグにホースをつけて古いフルードをためるためのタンクです。途中でエアーが噛まないようワンウェイバルブ付きの物を買いましょう

あると便利な工具

  • キャップを止めているビス
    腐食してよく舐めることがあるので、フルード交換するたびに新品に交換しましょう。(安いものなので、舐めた時の手間を考えると買っておいて損はないです)

実際の作業

今回はリアブレーキフルード交換→フロントブレーキフルード交換の順番で行いました。どっちが先でもいいです。
作業した記録もその順番になっているので、参考にしていただければと思います。

ブリーダーキャップを取り外す

リアブレーキのキャリパーにゴム製のキャップが付いている所があります。こちらがブリーダーのゴムキャップになります。キャップを外すとブリーダーが現れますのでメガネをかけてからホースを繋ぎます。

リアブレーキ
ブリーダーキャップを外してホースをつないだところ
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ホースをつなぐ前にメガネをかけておくこと

リザーバタンクのキャップを外して古いブレーキフルードを拭き取る

リアブレーキのホースをたどっていけばリザーバタンクの場所が分かります。KLX250は車両右側の中央部分にあります。

リザーバタンク

このままでは新しいブレーキフルードを入れられないので、右側のボルトを外してリザーバタンクを取り出します。

リザーバタンク取り外し前
リザーバタンク取り外し後

リザーバタンクのキャップを外す

リザーバタンクを外したら、キャップを外します。何回も言いますが、このビスがかなり舐めやすいです。

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ビスは舐めやすいので注意しながら外す

キャップ取り外し前
ビス取り外し後

中にダイヤフラムも入っているのでキャップと一緒に取り外します。

キャップ取り外し後:フルードが汚い

フルードがかなり汚れていることが分かります。これは交換して正解です。ブレーキフルードは塗装を痛めるので、新しいブレーキフルードを注ぐ前に周りをウエスで覆っておきます。

適当なウエスで周りを覆っておきます
ブレーキフルードの拡大写真
Information

ブレーキフルードが塗装面に付着した場合は、濡れたウエスで拭き取るか水で洗い流しましょう。

ブリーダーを緩めてブレーキペダルを踏み、古いブレーキフルードを排出する

ここまで出来ればブレーキフルードの交換作業に入ります。

古いブレーキフルードが出ている所
ワンウェイバルブを伝ってタンクに流し込まれます

ホースを流れるブレーキフルードが透明になってきたらブリーダーを締めてブレーキを踏みます。

だんだんと透明になってきた

ホースのブレーキフルードが透明になったらブリーダーを締めてブレーキを数回踏む

古いブレーキフルードが排出され、新しいブレーキフルードになったらブリーダーを締めてブレーキを数回踏みます。ブレーキペダルが固くなればOKです。

ブリーダーを締めている所

最後にブレーキフルードをUPPERとLOWERの中間まで注ぎダイヤフラム→キャップの順番に取り付けてビスを締めます。

新しいブレーキフルードを注いでキャップを締めたところ

キャップを取り付けたらブリーダーキャップも取り付けてリア側のブレーキフルードの交換は完了です。

ブリーダーキャップも取り付けます

次はフロント側をやります。

ブリーダーキャップを取り外す

リア側と同じ要領でブレーキキャリパーについているブリーダーキャップを外します。

ブリーダーキャップ取り外し前

ブリーダーキャップを取り外した後、メガネをかけてからホースを繋ぎます。

メガネをかけてブリーダーにホースをつないだところ
タンクは倒れないように立てておきます

リザーバタンクのキャップを外す

こちらもリア側と同じようにリザーバタンクのキャップを外します。

リザーバタンクのキャップを外す途中
右側のネジが舐めました

ネジが舐めた場合の解決策を2つ用意したので紹介します。

解決策1:エキストラクターでネジを取る

ネジが舐めた場合、ブリーダーキャップのビスに限らずエキストラクターで取るという方法があります。

モノタロウさんで購入したエキストラクターとタップハンドル

使い方はエキストラクターの裏側に書いています。

使い方詳細

エキストラクターをタップに仕掛ける前にKURE凍結浸透ルブでビスが外しやすいようにしておきます。

KURE凍結浸透ルブ

ビスにエキストラクターをセットし、ハンマーで打ち込みます。

左側が舐めているビス

使用するエキストラクターはNo1(3mm~6mm)です。ビスが4mmですのでコチラがサイズあっています。

NO.1のエキストラクターを使用
各エキストラクターの適用サイズ

舐めたビスにエキストラクターを立ててハンマーで打ち込みます

使用するエキストラクターが決まれば写真のように立ててハンマーで打ち込みます。

エキストラクターを立てたところ

結果からいうと、エキストラクターがうまく食い込まずビスが外せなかったです。もしかしたら下穴を開けなかったからかもしれませんが、そもそもmonotaroのエキストラクターの先端が丸くなっていて食い込むような形状じゃないのも問題なんじゃないかと思い、次の方法で取りました。

解決策2:ショックドライバーでネジを取る

実際に解決した方法はコチラです。ショックドライバで叩きまくってビスを外しました。

ショックドライバー

ショックドライバーにはRとLがありますが、それぞれ叩いた時の回転方向を示しておりビスを外す際は反時計回り。つまりLにセットしておきます。

Lにセットします

ショックドライバーで数回叩いたらビスが外れました。

ビスを外した所

キャップを外すとドロドロのブレーキフルードが出てきました。これは交換して正解ですね。

汚いブレーキフルード
茶色に変色しています

ブリーダーキャップを取り外す

改めてキャリパーについているブリーダーキャップを外してメガネとホースをつけます。

フルード交換前の準備完了

ブリーダーを緩めてブレーキペダルを踏み、古いブレーキフルードを排出する

ここまで出来ればブレーキフルードの交換作業に入ります。

ブリーダーを緩めてブレーキフルードが新しくなっている所

ホースのブレーキフルードが透明になったらブリーダーを締めてブレーキを数回踏む

古いブレーキフルードが排出され、新しいブレーキフルードになったらブリーダーを締めてブレーキを数回踏みます。ブレーキペダルが固くなればOKです。

リザーバタンクに新しいブレーキフルードを注いで、キャップを取り付ける

最後にリザーバタンクにブレーキフルードを注ぎ、キャップを外す順番と逆の順番で取り付けます。今回はダイヤフラムとビスを新品にしました。

ダイヤフラムとビス(純正品)
新品のダイヤフラム
左が使用後のダイヤフラム、右が新品のダイヤフラム

新品のダイヤフラムを取り付けます。

ダイヤフラムを取り付けたあと

この後にキャップを取り付ければ完成です。

かかった費用と作業時間

今回かかった費用と作業時間はコチラ

費用と作業時間

  • 費用:1,477円
    • ブレーキフルード:0円(家にある余り物)
    • ビス2本:239円 × 2本 = 478円
    • ダイヤフラム:999円
  • 作業時間:2.5h
    (フロントのリザーバタンク開ける時にビスが舐めたので時間かかりました)