【大量発生】畑のカメムシの駆除方法

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Danger

カメムシの画像があります。

苦手な方は閲覧を控えてください。

こんにちは、みる(@mill_tesagyo)です。

今回は自宅の畑で大量発生したカメムシの駆除方法を考えたいと思います。
家庭菜園愛好者の難敵の一つであるカメムシ。
畑の野菜を食べたり、独特な悪臭を発する厄介な存在に困っております。
本記事では、カメムシの特徴から、駆除や予防の方法まで詳しく解説していきます。

本記事の内容

  • カメムシの生態について
  • カメムシの農作物に対する被害について
  • カメムシの予防方法

カメムシの生態について

カメムシは下記のような生態をしております。

分類吸汁性害虫
発生時期4~10月
発生しやすい植物イネ、ダイズ、エダマメ、ジャガイモ、ニンジン、トマト、ナス、ピーマン、カボチャ、インゲン、オクラ、ナシ、ホオズキ
発生場所草花・果樹・野菜の葉・茎、白色の洗濯物など

カメムシは種類が多く、体表が緑色のツヤアオカメムシや、黒色のクサギカメムシなど、色や形もさまざまです。
カメムシといえば、触れると悪臭を放つという特徴が象徴的。
外敵から身を守るために悪臭を発しています。
植物の果実などの柔らかく水分の多い部分を好んで食い荒らす吸汁性害虫です。
草木や植物が茂っている場所に発生しやすく、雑草や枯葉に潜んで成虫のまま越冬します。
このような性質から畑の作物に被害を及ぼす可能性のある害虫として扱われます。

カメムシがもたらす農作物に対する被害

カメムシは吸汁性のため、柔らかく水分の多い部分を好みます。
そのため果実の食害が多く発生します。カメムシに汁を吸われてしまった果実は、腐敗したり変形したり、カメムシの臭いが果実に移り、食べることができません。
そのため、カメムシの被害には注意が必要です。

2024年夏野菜に対する現状

2024年の夏野菜にカメムシが大量発生したため、カメムシの駆除方法を考えるきっかけになりました。2024年現在の現状はコチラ。

茎にいるカメムシの様子
カメムシの様子

カメムシがいっぱい生息しております。
私はズボラ家庭菜園なので、農業を生業としている人たちみたいに農薬を撒いたりはしていません。
完全自然農法で行っています。(放置ともいう)

カメムシの効果的な駆除方法

カメムシを駆除するには、いくつかの方法があります。

カメムシを駆除する方法

  • 殺虫剤
  • 凍結スプレー
  • テープ
  • ペットボトルの捕獲機

殺虫剤

カメムシ専用の殺虫剤(農薬)を散布する方法であれば、一度にたくさんの面積を防除することができます。
農業の現場などでは「ベニカ水溶剤」という薬剤がよく使われます。
顆粒タイプの浸透移行性殺虫剤で、殺虫効果が長い期間持続します。
野菜や果樹、花など幅広い植物に使うことができますが、作物の種類によって使用できるものとできないものがあるので、事前に確認しましょう。

凍結スプレー

カメムシなどの昆虫は変温動物なので、冷却すると動きが鈍くなり捕殺しやすくなります。
殺虫成分を含んでいない凍結スプレーを使えば、殺虫剤の効きにくいカメムシにも効果的です。
瞬間凍結させるため、悪臭が広がる心配も少なく、薬剤ではないので植物の周りや室内でも使いやすいメリットがあります。
ただし、葉や茎、果実にスプレーを直接当ててしまうと傷んでしまう恐れがあるので、散布する際は注意しましょう。

テープ

直接カメムシを捕まえようとすると、悪臭を放ったり飛んで逃げられてしまったりなど、なかなかうまくいきません。
ガムテープなどの粘着テープを使用すれば、直接カメムシに触れることなく駆除ができます。
思いきり貼り付けてしまうと潰してしまうので、押し付けるのではなく、触るようなイメージで貼り付けましょう。
手作業なので、大量に発生している場合には不向きです。

牛乳パックやペットボトルの捕獲器

カメムシに触るのが嫌だという人は、牛乳パックやペットボトルを使った捕獲器を作っても良いでしょう。

口を開けた牛乳パックや、上部を切り取ったペットボトルの中に、食器用洗剤を入れてカメムシを中に落として閉じ込めるだけなので、簡単に作ることができます。
カメムシなどの昆虫は気孔という穴から呼吸をします。
洗剤がその穴を塞いでしまうので、カメムシを窒息死させることができるという仕組みです。

カメムシの効果的な予防方法

カメムシの効果的な予防方法を上げていきます。

カメムシの効果的な予防方法

  • 定期的に除草する
  • 農作物に防虫ネットや寒冷紗(かんれいしゃ)を使用する
  • カメムシの忌避剤を使用する
  • ミントやハッカを使用する

定期的に除草する

カメムシは草木や植物が茂っている場所を好んで繁殖します。
庭や畑に雑草が茂っていると、カメムシの絶好の隠れ家となってしまい、繁殖を促進してしまうことになります。
定期的に除草することは、発生のもとを断つことにつながるため、カメムシ抑制に効果的です。
また、落ち葉や枯葉などに潜むこともあるので、たまったままにせず、定期的に清掃しましょう。

農作物に防虫ネットや寒冷紗を使用する

農作物のカメムシ対策には、防虫ネットや寒冷紗が最適です。
カメムシは種によってサイズが違いますが、5~15ミリほどの大きさなので、目合い4ミリ以下の防虫ネットを使うと良いでしょう。
防虫ネットは目合いが細かいほど害虫の侵入を防止できますが、その分換気性が悪くなり、温度が上がりやすくなるので夏場などはしっかり管理を行いましょう。
寒冷紗も同じようにカメムシの侵入対策になります。
他にも、鳥からの被害を防いだり、保温や乾燥対策にもなります。

カメムシの忌避剤を使用する

忌避剤を使うことで、カメムシを寄せ付けないという予防方法も良いでしょう。
防虫剤や忌避剤を、寄せ付けたくない場所に使用するだけなので簡単に予防ができます。
家の外壁や窓などに使用する場合と、作物の近くで使用する場合では、使える薬剤が異なるので、事前によく確認するようにしてください。

ミントやハッカを使って忌避する

カメムシはミントやハッカの匂い成分を嫌うといわれています。
畑や庭の空いているスペースに、鉢植えのミントなどを置くと良いでしょう。
ミントは生命力や繁殖力が非常に強くどんどん広がっていくので、地植えではなく鉢植えがベターです。
また、ハッカ油を薄めたものをスプレーボトルに入れておけば、いざという時にすぐ散布できて便利です。
なお、ハッカ油はプラスチックを腐食するため、ガラス製のボトルに入れておきましょう。

まとめ:今の自分ならどのような方法を取るか

今回、カメムシが大量発生したことで対策を考えるきっかけになりました。
家庭菜園レベルで、畑づくりを生業としていない私的には、カメムシの対策として
コチラを進めていこうと思っています。

カメムシ対策

  • 定期的な除草を行う
  • ペットボトルの捕獲機で捕獲

特に除草は中々追いつかないことがあったので、来年は除草の頻度を多くします。
そして、2025年はカメムシが大量発生しないようにするのが目標です。