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こんにちは、みる(@mill_tesagyo)です。
今回は2025年の作付け計画の一つだった「じゃがいも」の種芋購入から収穫までを紹介します。
農家ではないけど畑を余らせてる方には、多く収穫できて料理にも色々使えるじゃがいもは
ぴったりの野菜だと思うので参考にして頂ければと思います。
- 1 地域の芋の植えるスケジュール
- 2 2025/2/2:種芋購入
- 3 種芋の保管について
- 4 2025/2/15:畝作りと植え付け
- 5 2025/2/22 空きのある場所に追加で植える。
- 6 じゃがいもの種類
- 7 2025/3/15:畑の様子
- 8 2025/3/28:芽が出ました。
- 9 2025/4/17:芽が大きく出て育ちました。
- 10 2025/4/22:ジャガイモの様子
- 11 2025/5/3:ジャガイモの様子
- 12 2025/5/6:1株だけ掘ってみた
- 13 2025/5/16:第1畑を全部収穫
- 14 料理
- 15 かかった費用と作業時間
- 16 収穫できたじゃがいもの個数
- 17 2月現在、じゃがいもの小売価格は1kgで412円
- 18 来年に向けて
地域の芋の植えるスケジュール
私は四国に住んでいるのですが、種芋購入の際に店員さんから聞いたところ
住んでいる地域のじゃがいも栽培のスケジュールはこんな感じとのこと。
ジャガイモ栽培のスケジュール
- 1月末:種芋が売られ始める。
- 2月中旬:植える
- 5月中旬:収穫
このスケジュールだとじゃがいもを収穫した後、畑をキレイにしてトマトやピーマン、なすなどの夏野菜を植えれるかなと思ってます。
ここからは実際に作業している様子を時系列で紹介します。
2025/2/2:種芋購入

今回初めてじゃがいもを植えるので、自分の畑にどれくらい植えれるか分からず
とりあえず3品種×3kgづつ購入しました。
今回購入した種芋
- ダンシャク:3kg
- キタアカリ:3kg
- メークイン:3kg



ほかにもいくつか種芋がありましたが、この3種類が比較的多く用意されていたので
定番だろうと思い購入しました。
種芋の保管について
購入後すぐに植え付けれられればよかったですが、1週間ほど時間が空くので種芋の保管が必要になりました。
保管に適している環境を調べてみました。
種芋の保管場所
- 風通しが良い
- 直射日光の当たらない場所
- 高温のところを避ける
というのが定番みたいです。とりあえず風通し重視で倉庫にぶら下げて保管していました。

この方法でいいかなって思いましたが、2日後吊り下げているビニールひもが切れて種芋が地面に落下しちゃいました。
仕方ないので、買い物かごに収納して保管します。

風通しが少し悪そうに見えるので、ちょっとした台の上に置いて風が少しでも通るようにしました。
光は当たらないのでOKです。
あと気温も気になりましたが、種芋購入時期は2月中旬。

種芋保存の間、四国でも雪が降って温度調整はうまくいってる方だと思います。
実際植え始めるまで芽も出ていませんでした。
2025/2/15:畝作りと植え付け
まず植え始めるためにも、冬野菜を植えていた畑の片づけから始めます。

農薬を使っていない(ずぼら家庭菜園)なので雑草が伸び放題です。
これは最後のブロッコリー、実が成っていて一見食べれそうですがかなり固かったので肥やしに。

こちらは白菜。
今回は小さな玉が3玉ほど収穫できました。やっぱり葉物は丁寧に育てないと虫に食われますね。

冬野菜の残渣を畑の脇にどかせています。
この大きさは耕運機でも、すき込めそうになかったので枯れた後にすき込む予定です。
(このまま腐っても肥料になるだろうからOK)

ある程度大きい残渣を取り除いたら牛糞・鶏糞をまく前に一度耕運機で耕します。
これが耕した後。

去年の夏に比べて畑の土が柔らかくなっているのが分かります。
去年の畑の様子はコチラから。夏野菜の収穫です。

すき込んだら畑に牛糞2袋、鶏糞2袋を入れて再度耕運機で耕します。

いつも使っている牛糞と鶏糞。
地元にはなかったのですが、臭いの少ない牛ふん堆肥なるものもあるので
家庭菜園で周囲への臭いが気になる方は使ってみてもいいかもしれません。
鶏糞のほうが小さそうに見えますが、牛糞より5kgも重たいです。
なので、車など持っていない方はネット注文で運んでもらうのも手です。
畑にまくのも一苦労です。

まいた後。牛糞があと1袋くらい欲しいなって感じの量でした。
鶏糞は2袋で畑一面に巻けます。この後、耕運機で耕して畝を作ったのがコチラ。

左から順に
- キタアカリ
- メークイン
- ダンシャク
を植えていきます。




植える際に大きい種芋は半分に切って、切り口を下にして植えてみました。
実が成るか楽しみ。
あと植えていて明らかに種芋が余りそうだったので第二畑の開拓をしたいと思います。
コチラは第二畑を耕す前。
以前はこの畑でも夏野菜や冬野菜を植えてましたが、ここ数年はほとんど植えずに遊ばせてました。
今回種芋が余ったので耕運機を使って耕していきます。

コチラが耕運機で耕して畝を作ったところ。
第二畑は山の上のほうにあり肥料を運ぶのが大変なので牛糞・鶏糞は入れずにそのまま植え付けします。

奥の畑も耕しました。こちらには何も植えずに、春になってから春キャベツとかを植える予定。

一つの大きい畑にせず、大きい畑と小さい畑に分けて色々な野菜を植得ようと思います。
2025/2/22 空きのある場所に追加で植える。


畝を1列作ってそこに植えます。ダンシャク6kgです。
じゃがいもの種類
そもそも今回はじめてじゃがいもを植えるのですが、種類がありすぎてどれを植えていいかわからなかったので
ホームセンターに載っていたじゃがいも種類一覧を載せておきます。
私は正直そんなに料理もしないので、野菜スープにじゃがいもを入れるパターンが一番多そう。
なので荷崩れしないタイプのじゃがいも「メークイン」が一番用途に合ってる。

植えた翌日の様子。
雨がパラパラ降りましたが、じゃがいもは芽が出るまで水やりは必要ないってことで今回は不要な雨でした。
むしろ雨に叩かれて土が固まるかもって心配のほうが大きい…

2025/3/15:畑の様子

奥に菜の花が咲いてますが、芽は出てません。
2025/3/28:芽が出ました。


2025/4/17:芽が大きく出て育ちました。

2025/4/22:ジャガイモの様子

一段と青く育ってました。
2025/5/3:ジャガイモの様子

すごく育ちました。雑草もいっぱい育っていたのですですが、畝と畝の間は三角ホーで削り
ジャガイモの周りは手で雑草を引きました。
ちなみに三角ホーで雑草を削り取るワザはコチラの記事を参考にしました。
草を生やさない省力除草のワザとおすすめの除草道具【DIY的半農生活Vol.23】

こっちは草引きとかしてないので放置です。でも育ってます。

ここも放置ですが育ってます。
2025/5/6:1株だけ掘ってみた
じゃかいもの生育がどれくらいになっているのか気になったので、1株だけ掘ってみました。

身はなってましたが、全体として少し小さめでした。
じゃがいもの収穫時期は葉っぱが枯れてからって聞くのでもう少し育てたほうが大きいサイズで収穫できそう。
しかしこのサイズでもサラダとかには十分に使えると思います。
2025/5/16:第1畑を全部収穫
第1畑を全部収穫しました。






ミミズもおったから土壌も少しは良くなったと思う。


35平方メートルの畑にジャガイモを植えてキャリー2箱と+α分くらい収穫できました。

第二畑はほったらかしなので草だらけです。
料理

じゃがバター


ジャガだけだとちょっと水っぽいかも。じゃがバターは安定のおいしさ。

かかった費用と作業時間
今回かかった費用と作業時間はコチラ
費用と作業時間
- 費用:6,421円
- だんしゃくの種芋3kg×3袋:1,097×3=3,291円
- キタアカリの種芋3kg:1,188円
- メークインの種芋3kg:1,150円
- 鶏糞15kg × 2袋:98×2=196円
- 牛糞40L × 2袋:298×2=596円
- 耕運機のガソリン代
- 作業時間:6h
(冬野菜の残渣を取り除くところから、畑を耕して、種芋を植えるまで)
収穫できたじゃがいもの個数
今回収穫できたじゃがいもの個数です
収穫したジャガイモの個数
- 個数:8個
- 重さ:1.2kg(1個150g換算)
2月現在、じゃがいもの小売価格は1kgで412円

なので種芋代の元を取るには
6,421 ÷ 412 = 15.58kg
じゃがいも1個の重さが大体150gとすると、約100個収穫できればスーパーより安く食べられる計算。
来年に向けて
ジャガイモは収穫できたけど小ぶりなので来年は途中で茎を少し切って栄養を行き渡らせよう。
あと収穫するときは土が硬いから剣先スコップがいいです!