こんにちは、11月も下旬になり気温も下がってきました。
車のタイヤをスタッドレスに交換しようか悩んでましたが、本格的に寒くなると外で作業するのが嫌になるので今やっておこうと思います。
備忘録も兼ねて作業記録を残しておきます。
(来年の春に夏タイヤに戻すときも同じ手順なので役に立つはず)
- 1 タイヤ交換に必要なもの
- 2 実際の作業
- 2.1 あらかじめホイールナットを緩めておく。
- 2.2 フロントタイヤに輪留めをかける。
- 2.3 ジャッキでリア側を上げる
- 2.4 リアタイヤを交換する
- 2.5 ジャッキを降ろす
- 2.6 リアタイヤのホイールナットを締める。
- 2.7 あらかじめホイールナットを緩めておく。
- 2.8 リアタイヤに輪留めをかける。
- 2.9 フロントタイヤをジャッキアップする。
- 2.10 フロントタイヤを交換する。
- 2.11 ジャッキを降ろす
- 2.12 フロントタイヤのホイールナットを締める。
- 2.13 外したタイヤがどこについていたか書いておく。
- 2.14 ガソリンスタンドまで行ってタイヤの空気を入れる。
- 2.15 100kmほど走った後、再度トルクレンチで規定トルクまで締める。
- 3 かかった費用.作業時間
- 4 車屋さんでやってもらうのとどっちが得か
- 5 追記1:何年前のタイヤだっけ。
- 6 追記2:トルクレンチ(1/2sq)を買いました。
- 7 追記3:ジャッキとかの工具の片付けにホムセン箱
タイヤ交換に必要なもの
タイヤ交換を行うのに必要な道具を並べました。
- ホイール付きタイヤ
写真に映っていないですが、交換するタイヤはある前提です。 - フロアジャッキ
応急処置用のパンタジャッキと油圧フロアジャッキがあるけど
フロアジャッキのほうが力が少なく上げられるので今後も家で交換するなら1つ買うといいです
(今回は家に転がってるやつを使わせてもらってます) - 長いソケットつける棒(スピンナーハンドルで検索すると出ます)
これはホイールナット緩める時の一発目力入れる時に使います。整備しててめんどくさいランキング上位は「固いナット」と個人的に思ってるのでアストロで買っておきました。
(力を入れるところに使う前提なので1/2sqの物を使用) - ソケット一式。(1/2sqでこれもアストロで買っておきました)
一式なくてもホイールナットのサイズだけあればいいですが、1つ買うのとセット買うのとあまり金額変わらないのでこのさい買っておきましょう。ちなみにウェイクのホイールナットは21でした。
(力入れる一発目だけ使うのでブランド物じゃなくてもいいと思ってます) - トルクレンチ
家にあるトルクレンチ持ってきましたが、これ3/8sqの物で上に書いたソケット一式と別に出す必要が出てきて面倒。
1/2sqの物にしてタイヤ交換セット一式にしておいたほうが楽だと思い、後1/2sqの物も買いました。 - 輪留め
これ絶対つけたほうがいいです。多分ほとんどの人が写真のようなアスファルトの上とかコンクリの上とかで作業すると思いますが、ちょっとした傾斜で車が前に転がることがあるので買っておきましょう。 - 手袋
タイヤ交換する時期は大体寒い時期なので、手袋があると便利。工具も金属製なので防寒+滑り止めで重宝します。
あとあると便利なのが印刷したマニュアル。
わざわざスマホやPCで作業手順調べるより早く調べられます。
少し長くなりましたが、ここからは実際の作業手順になります。
実際の作業
今回はリアタイヤ交換→フロントタイヤ交換の順番で行いました。どっちが先でもいいです。
作業した記録もその順番になっているので、参考にしていただければと思います。
あらかじめホイールナットを緩めておく。
ジャッキアップしたあと緩めるのは力が掛けにくく大変なので、あらかじめ少し緩めておきます。
最初から全部緩めるとグラグラするんで、最初の力かけて緩めるところまでで良いです。
初めてタイヤ交換するって人で、今までガソリンスタンドとかでやってもらってた人
スタンドのにーちゃんがインパクトレンチでガチガチに締めてる可能性があるので、長いスピンナーハンドルで頑張って緩めてください。
(これ一回あって苦労した経験談より)
フロントタイヤに輪留めをかける。
ジャッキで車を上げる前にタイヤに輪留めをかけましょう。
リアを上げる場合はフロントタイヤの前後に輪留めを、フロントを上げる場合はリアの前後に輪留めをかけておきましょう。
前だけ、後ろだけでいいのでは?と思ってましたが、どっちに転がるかわからないので前後にかけるのが一番確実(らしい)
(これはフロントに輪留めをかけてるところです)
ジャッキでリア側を上げる
ジャッキを当てるところは、車の取扱説明書に載ってます。スペアタイヤ交換の説明のところに大抵載ってます。(ウェイクだと準備で載せている写真のところにありました。)
パンタジャッキとフロアジャッキで当てる場所が違うので、説明書を読みつつのんびりやりましょう。
またフロアジャッキですが、パンタジャッキと違って先にリリースバルブ(左下の黒いネジ)を閉めてハンドルを上下にする必要があります。
簡単な使い方は下記画像参照
リアのフロアジャッキポイントはこちら
フロアジャッキを入れて、ジャッキポイントに当たるまで上げていきます。
確実にジャッキポイントに当たってるの確認して徐々にリアを上げていきます
(上げたとき)
※本当は外してるタイヤとかを間にかましたほうがいいです。下潜らないし一瞬だからええかってことでそのままやってます。
リアタイヤを交換する
リアタイヤを交換します。最初にホイールナットを緩めてるので、あとは夏タイヤを外してスタッドレスタイヤを取り付けます。
夏タイヤを外したところ。
(左後ろ)
(右後ろ)
ホイールのハブ?みたいなところ、前にスタンドでタイヤ交換したときに防錆してもらったの思い出した。きれいですね。
バイクばっか見てたから、一瞬ブレーキディスク無くて「??」ってなりましたがリアはドラムブレーキです。
ジャッキを降ろす
タイヤを交換したらジャッキを下ろしましょう。フロアジャッキを下ろすときはリリースバルブを緩めます。
一気に緩めると、車の重量で一気に落ちるので、徐々に緩めて慎重に下ろしましょう。
タイヤ交換で一番安心する瞬間。
リアタイヤのホイールナットを締める。
ジャッキを下ろしたらホイールナットを増し締めしていきましょう。ナットを締める時は対角線に締めていき、最後にトルクレンチを使って規定トルクまで締めます。
ダイハツウェイクのホイールナットの締め付けトルクは103Nmらしいのでそれに合わせます。
トルクレンチの規定トルクの合わせ方はそれぞれ異なるので取説要確認です。
ここまでできればリアタイヤの交換は終わりです。
あらかじめホイールナットを緩めておく。
今度はフロントタイヤの交換をしていきます。リアと同じくジャッキアップする前にホイールナットを緩めておきましょう。(一発目の固い部分を緩めるだけでOK)
リアタイヤに輪留めをかける。
これもリアタイヤを交換した時と同じです。今度はフロント側を上げるので、リア側に輪留めをかけておきましょう。
フロントタイヤをジャッキアップする。
ウェイクのフロント側のフロアジャッキアップのポイントは下記なのですが、奥のほうにある+ジャッキの背が高くジャッキを当てることができなかったです。
この場合、フロアジャッキのサイド用アダプターがあればサイドのジャッキアップポイントで
ジャッキアップすることができます。
(こんなの。後で買いました。。。)
サイドのジャッキアップポイントはこちら。
仕方がないので、フロアジャッキが入る場所でジャッキが当てられそうな場所(フレームが良し)を探しまして、フロントタイヤのすぐ近くのこの場所にジャッキを当てました。
(取説に書いてないのであんまりよろしくないと思う、やる場合は自己責任で。。。)
ジャッキを当てる前です。(左前のところ)
ジャッキを当てたところ。
変形とかすることなく当たったので、このまま上げていきます。
フロントタイヤを交換する。
無事ジャッキアップしたのでフロントタイヤも交換しましょう。
ハブに錆もあまりでてないですね。
左前のタイヤハウス。穴があいてました。12万kmも走ってるので、こういう傷みやすい部分はそろそろ補修交換とかしていかないといけないかもしれませんね。
ジャッキを降ろす
タイヤを交換してジャッキを下ろします。下ろし方はリア側と同じくゆっくりリリースバルブを緩めます。
フロントタイヤのホイールナットを締める。
こちらもリア側と同じく増し締め+トルクレンチで規定トルクまで締めましょう。
外したタイヤがどこについていたか書いておく。
これは別に必須ではないですが、外した夏タイヤがどこについていたか書いておくと
次タイヤを履き替える時にローテーションできます。
(正直そういうの気にする車でもないんですけど)
ガソリンスタンドまで行ってタイヤの空気を入れる。
ここまで来たら走り始めます。1シーズン眠らせていたスタッドレスタイヤなので、近くのスタンドまで行き空気を入れておきましょう。
タイヤの空気圧は運転ドアの付近に書かれてます。ウェイクは2.4(kgf/cm2)です。
(いまだに2.4とか2.7とかのほうがしっくりくる)
入れてみたら空気が1.6ほどしか入ってなかったです。放置して抜けるにしても抜けすぎじゃない?
って思いましたが見なかったことにします。
もし初めてのタイヤ交換で不安なら、ガソリン入れるついでにホイールナットが締まってるか見てもらってもいいかも。(親切に見てもらえると思います)
100kmほど走った後、再度トルクレンチで規定トルクまで締める。
ホイールナットの締め方が甘いと走行すると徐々に緩んできたりします。
そのため少し走ってナットが緩んでいないか確認しておきましょう。
ここまでできればタイヤ交換は完了です。
写真は今回購入したアストロプロダクツのトルクレンチ。黒色でちょっと高級感がありますね。
かかった費用.作業時間
今回かかった費用と作業時間はこんな感じでした。
- 費用:0円
(家にある道具を使用。全部一からそろえても3万円あれば足りると思います。
ジャッキと柄の長いスピンナーハンドルが高いです) - 作業時間:1.5h
(フロント側のジャッキアップポイントにフロアジャッキが入らない+写真撮りながらなので、次回は多分1hもかからず終わります)
車屋さんでやってもらうのとどっちが得か
いつも車屋さんでは3000円で交換してもらってました(これもかなり安い部類だと思いますが)
正規ディーラーとかだと6000円とかでしょうか、その工賃を自分でやることで削減できます。
工具を最初から揃えても3万円あれば揃うので、3シーズン履き替え(1シーズン夏,冬で2回交換するとして)したら元は取れると思います。
車維持費が大変って方はチャレンジしてみてください。
追記1:何年前のタイヤだっけ。
スタッドレスって一回買うと何年も使ってしまうのでついつい長い間使いがち。
こういうタイヤ交換の時期にしか見る機会もないので、一度確認しておこうと思い見ました。
ちなみにタイヤの製造時期は各社ホームページに書いていることが多いです。
ウェイクの今のタイヤはノーマル、スタッドレスともにTOYOタイヤなので、TOYOのホームページを参考に見ました。
スタッドレス
TOYO TIRES OBSERVE GIZ2:2021年40週製造
インプレッション動画はコチラ、気になるかたはチェックしてください。
TOYO TIRES OBSERVE GIZ2 インプレッション動画
ノーマルタイヤ
TOYO TIRES SD-k7:2023年38週製造
TOYO TIRESでは5年以上でタイヤ点検、10年経過で新しいタイヤに交換と書いているので
スタッドレスは来年溝を見たほうがいいですね。
法令では1.6mm未満では走行してはいけないらしい。
(日本自動車タイヤ協会より)
追記2:トルクレンチ(1/2sq)を買いました。
ソケットが合わなかった問題、近所のアストロプロダクツに買いに行きました。
皆さん考えること同じなのか、アストロさん側も必要な道具をセールしてました。
トルクレンチとソケット1つサービスで5000円ほど。セール品バンザイ!
追記3:ジャッキとかの工具の片付けにホムセン箱
今回使った工具、ほとんどがハンドツールなので場所取らないのですがジャッキが曲者。
特に形が変な形状なので、片付けるときにどこに置くか困りました。
土地とか倉庫があればいいけど倉庫とかないと中々片付けるの大変。
そこで今回はホムセン箱を買って全部入れました。
買ったのはアイリスオーヤマのRV BOX 800
二の上にも80kg載せれるって耐荷重も気に入って購入。これに今回使った工具一式を入れます。
今回使った工具
片付けた様子。特に無くしやすいのがジャッキのハンドル。一緒に入れておくと無くさず良いです。
フタにタイヤ交換セットって書いておけば、次使う時も工具を探す手間が省けます。
以上、タイヤ交換でした。