【DIY】ニッサン・ジュークのタイヤローテーションの方法(ウマがない場合)

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こんにちは、みる(@mill_tesagyo)です。

今回は実家で乗っているジュークのタイヤのローテーション(振替)を行いました。
なるべく道具を新規に購入しなくてもできるように、スペアタイヤを使用したタイヤのローテーションを行いましたので紹介致します。

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素人DIYになります。作業は自己責任でお願いします。

本記事の内容

  1. ニッサン・ジュークのタイヤローテーションの方法
  2. タイヤローテーションに必要な工具
  3. タイヤローテーションを行った際の作業時間

タイヤローテーションに必要なもの

タイヤローテーションを行うのに必要な道具を並べてみました。

工具一式

必須工具一覧

  • スペアタイヤ
    タイヤローテーションをウマ掛けないでやる場合、必須になります。
  • フロアジャッキ
    応急処置用のパンタジャッキと油圧フロアジャッキがあるけど
    フロアジャッキのほうが力が少なく上げられるので
    今後も家で交換するなら1つ買うといいです
    (今回は家に転がってるやつを使わせてもらってます)
  • ソケット一式。(1/2sqでこれもアストロで買っておきました)
    一式なくてもホイールナットのサイズだけあればいいですが
    1つ買うのとセット買うのとあまり金額変わらないので、この際買っておきましょう。
    ちなみにジュークのホイールナットは21でした。
    (力入れる一発目だけ使うのでブランド物じゃなくてもいいと思ってます)
  • トルクレンチ
    家にあるトルクレンチ持ってきましたが、これ3/8sqの物で上に書いたソケット一式と別に出す必要が出てきて面倒。
    1/2sqの物にしてタイヤ交換セット一式にしておいたほうが楽だと思い、1/2sqの物も買いました。
  • 輪止め
    これ絶対つけたほうがいいです。
    ほとんどの人が写真のようなアスファルトの上とかコンクリの上とかで作業すると思いますが
    ちょっとした傾斜で車が前に転がることがあるので買っておきましょう。

あると便利な工具

  • 長いソケットつける棒(スピンナーハンドルで検索すると出ます)
    これはホイールナット緩める時の一発目力入れる時に使います。
    整備しててめんどくさいランキング上位は「固いナット」と個人的に思ってるので
    アストロで買っておきました。
    (力を入れるところに使う前提なので1/2sqの物を使用)
  • 手袋
    タイヤ交換する時期は大体寒い時期なので、手袋があると便利。
    工具も金属製なので防寒+滑り止めで重宝します。

少し長くなりましたが、ここからは実際の作業手順になります。

実際の作業

今回はスペアタイヤを使ってタイヤローテーションを行いました。
スペアタイヤを使う場合、一本一本変更をしていきます。

タイヤ交換手順

番号順にタイヤを交換していきます。ジュークはFFなので前輪のタイヤはそのまま後輪に、後輪のタイヤは対角線上の前輪に付け替えていきます。
四輪全部持ち上げられない場合は、車体を下ろす必要があるためスペアタイヤを用いて一本一本交換するたびに車体を下ろします。

フロアジャッキのゴムをジャッキアップポイントに合うジャッキパッドに変更する

フロアジャッキについていたゴムは右側のような平面のゴムなのでジャッキアップポイントにつきません。
そのため、ジャッキアップポイントに合うジャッキパッドを取り付けます。

左:ジャッキパッド、右:フロアジャッキにパッド
Information

ゴムパッドを取るときは適当なマイナスドライバーがあると便利です

取り換えた後

パッドを交換したのでタイヤローテーションをしていきます。

左前のタイヤをスペアタイヤに交換

まずは①の作業をしていきます。
左前のタイヤをスペアタイヤに交換するために、ホイールナットを少し緩めた後、ジャッキアップをしていきます。

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ジャッキアップする前に必ず輪留めをします

ジュークのジャッキアップポイントは写真のところになります。

ジャッキアップポイント

ジャッキアップポイントにフロアジャッキを入れて上げていきます。
交換したジャッキパッドがジャッキアップポイントに挟まる位置にジャッキを持っていてあげていきます。
フロアジャッキの使い方はコチラ

ジャッキの使用方法
ジャッキアップポイントに挟んだところ
徐々に上げていきます。

上げた後にスペアタイヤに交換します。

スペアタイヤを取り付けたところ

スペアタイヤには「TEMPORARY USE ONLY」と書かれており、緊急時用であることが分かります。

スペアタイヤ取り付けた様子

ジャッキを下ろした後の様子です。

外観
外観

これで左前のタイヤを外したので、次に左後ろに入れていきます。

左前のタイヤを左後ろに交換

②の作業をしていきます。左前のタイヤを左後ろに付け替えます。
要領は左前のタイヤを交換したときと同じやり方です。

手前のタイヤが左前のタイヤ

左後ろのジャッキアップポイントはコチラ

ジャッキアップポイント
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ジャッキアップする前に必ず輪留めをします

ジャッキパッドにジャッキアップポイントが合うように調整し、ジャッキアップしていきます。

ジャッキアップ前

タイヤを交換した後

タイヤ交換後

同じホイールなので交換前後ではわからなくなるので、どのタイヤがどこから外したのか覚えておきましょう。
これで左後ろのタイヤを外すことができました。

左後ろのタイヤを右前に交換

③の作業を行います。
取り外した左後ろのタイヤを右前に着けます。

変更前

ジャッキアップする前は必ず対角線上のタイヤに輪留めをしておきましょう。
ジャッキアップしていくと車体が移動する可能性があります。
右前のジャッキアップポイントはコチラ

ジャッキアップポイント
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ジャッキアップする前に必ず輪留めをします

同じ要領でタイヤを交換します。

タイヤ交換後

右前のタイヤが外れたので、そのまま右後ろに交換します。

右前のタイヤを右後ろと交換

④の作業を行います。
変更前のタイヤはコチラ

変更前のタイヤ

右後ろのジャッキアップポイントはコチラ

右後ろのジャッキアップポイント
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ジャッキアップする前に必ず輪留めをします

タイヤを交換したら、最後に右後ろのタイヤをスペアタイヤが入っている左前と交換します。

右後ろのタイヤを左前と交換

⑤の作業を行います。
左前にはスペアタイヤがついているので、スペアタイヤを取り外して右後ろのタイヤを取り付けます。

交換前の様子
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ジャッキアップする前に必ず輪留めをします

一連の流れが終わればタイヤローテーションは終わりです。

トルクレンチでホイールナットを締める

最後に各タイヤのホイールナットをトルクレンチで締めていきます。
ジュークのホイールナットの規定トルクは108Nmなので、トルクレンチのゲージを合わせて締めていきます

108Nmに設定した後

ここまでできれば走行可能状態になります。
初めての作業で心配な場合、ガソリンスタンドまで行ってホイールナットが正しく締まっているか見てもらうと安心感が高まります。

最後に空気圧確認

ガソリンスタンドまで行ってホイールナットのトルクを見てもらうついでにタイヤの空気圧も見ておきましょう。
ジュークの規定空気圧はフロント250kPa、リア230kPaです。
ただし下記写真のようにタイヤサイズによって規定空気圧が違うので、タイヤサイズを確認の上空気を入れましょう。

ジュークのタイヤ空気圧

100kmほど走った後、再度トルクレンチで規定トルクまで締める

ホイールナットの締め方が甘いと走行すると徐々に緩んできたりします。
そのため少し走ってナットが緩んでいないか確認しておきましょう。
ここまでできればタイヤローテーションは完了です。

かかった費用と作業時間

今回かかった費用と作業時間はコチラ

費用と作業時間

  • 費用:0円
    (家にある道具を使用。全部一からそろえても3万円あれば足りると思います。
    ジャッキと柄の長いスピンナーハンドルが高いです)
  • 作業時間:1.0h
    (写真撮りながらなので、次回は多分1hもかからず終わります)

車屋さんでやってもらうのとどっちが得か

いつも車屋さんでは2000円で交換してもらってました(これもかなり安い部類だと思いますが)
正規ディーラーとかだと5000円とかでしょうか、その工賃を自分でやることで削減できます。
工具を最初から揃えても3万円あれば揃うので、6回ローテーションしたら元は取れると思います。
車維持費が大変って方はチャレンジしてみてください。