【レビュー】コミネ AK-103 バイクドーム(Lサイズ)の組み立て・使用感まとめ【比較あり】

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こんにちは、みる(@mill_tesagyo)です。

はじめに:バイクカバーからのステップアップ

最近バイクに掛けているバイクカバーが劣化し一部では破けてしまっていました。

バイクカバー使用時の全体像

写真で見てもわかるように日焼けして色が落ちています。
使用しているのは「大阪繊維資材」のバイクカバーLLです。

裂けている部分
裂けて穴になっている部分

所々劣化して裂けているのが分かります。
最後にバイクドーム導入前の横幅が分かるように写真を撮りました。

後ろの幅の参考写真

御覧の通りバイクカバーがもう古くなったので新しくカバーを購入しようと考えていました。
そしてバイクカバーを選定するうえで
「バイクカバーをかける手間を減らしたい」
「しっかり雨風を防ぎたい」
と思い、今回はコミネ AK-103 モーターサイクルドーム(Lサイズ) を導入しました。
[コミネ AK-103 をチェックする]

バイクカバーとドームどちらが長期コスパ良い?【比較解説】

「わざわざバイクドームを買う必要ある?」と思う方もいると思います。
そこでバイクカバーとバイクドームの特徴を簡単にまとめました。

バイクカバーバイクドーム
価格数千円~数万円~
耐久性紫外線で劣化フレーム付きで長持ち
バイク収納時の手軽さ脱着が面倒開閉がスムーズ
防犯性低め(バイク形状が分かる)高め(フレームがあるので簡単には取られない)

短期的に見ればカバーは安いですが、何度も買い換えることを考えると、長期的にはバイクドームの方がコスパが良いと感じました。

人気バイクドームの比較

バイクドームは各メーカーから販売されています。
代表的なモデルと比較するとこんな感じです。

モデルサイズ (cm)重量 (kg)対応バイク価格目安購入リンク
コミネ AK-103(Lサイズ)269×104×15426大型ネイキッド・スクーター約36,000円(※リンクあり)チェック
バイクバーン(スタンダード)280×110×16030パニア装着車もOK約58,000円チェック
ドッペルギャンガー シェルター3345×134×19438トレーサー等対応約74,000円チェック

 サイズや価格を比較して、自分のバイクに合うものを選ぶのがおすすめです。

AK-103 モーターサイクルドーム(Lサイズ)組立手順(初心者でもわかる詳細ガイド)

梱包から商品を取り出して、部品がそろっているか確認する

最初は箱で届きますので、梱包から商品を取り出して部品に過不足が無いか確認します。

Warning

本体は約26kgと重量感がありますので、持ち運びには注意しましょう

輸送時の状態
Lサイズの表記と価格です

価格は税込み41,000円になります。

外側の箱を解体した後

外側の箱を空けた後、もう一段小さい箱が出てきました。
2重になっているのでこの箱の中に全て部品が入っているかと思っていましたが、底にバイクドーム用の布と取扱説明書があったので忘れずに出しておきましょう。

箱の中身は骨組み

もう一段小さい箱を空けると骨組みが入っています。
順番に作業しやすいよう出していきます。

パーツ一覧

パーツ一覧になります。マニュアルも入っているので、部品に過不足が無いか確認します。

マニュアル

組み立てマニュアルになります。QRコードで組み立て時の動画も見ることができます。

一番底のベースとなる骨組みを作成する

最初は一番下のベース部分に当たる骨組みを作っていきます。

このように部品をつける

部品を固定するときのボルトは長い方のボルトになります。

組付ける前の様子

ワッシャーを入れておくと説明書にあったのでつけておきます。
組み立てたところになります。

反対側も同じように組み立てます。

組上がったところ。

Information

土台となる部分ですのでしっかりボルトを固定しましょう

他の部分とワイヤーでつなぐところを作成する

次はベースとなる部分に、ワイヤーを用いて柱などとつける盗難防止用の部品をつけます。

平べったい板をつける

取り付け時は厚みがある方をベースに付けます。
写真のとおりボルトの頭を逃がすために、厚みのある所をベースと取り付けます。

どちらのベースにも取り付けられるので、自分が設置したい場所に応じて決めてください。
板の取り付けが終われば輪っかをつけます。

輪っかをつける

ベース部分にワイヤーを通せる使用になっています。

追加で使える防犯アイテム

コの字フレームをつけていく

バイクドームの布を被せるために必要なコの字型になっているフレームをつけて、左右のパーツを一つに固定します。

最初は地面と設置するところの部品をつけたほうが、後の作業が楽になります。

フロント側をつけたところ

フロント側とリア側を取り付けることで、サイズ感もわかるので設置個所にスペースがない場合は
このタイミングで移動させましょう。
(最後までくみ上げると移動が大変です)

ベースをつけたところ:サイズ感が分かる
横側の写真

バイクが入りそうな感じのサイズ感ではあります。
設置する箇所に問題なければ、ほかの骨組みもつけていきます。

出っ張りが出てこない

くみ上げていて出っ張りが出てこない箇所が1つありました。
部品詳しく見ると、ココの部品だけ少し歪んでいるらしく飛び出し具合がほかの個所に比べて低い位置にあります。

本来はここまで飛び出る

他の個所はちゃんと固定しているので大丈夫だろうと思いそのまま組み進めました。

骨組み全体

全部のコの字フレームをつけるとこのようになります。骨組みがほぼ仕上がっているので、だいぶ形がイメージしやすくなっていると思います。

フロント側に支えとなる骨組みをつける

次はフロント側の支えとなる骨組みをつけていきます。

完成状態

端に穴が開いているだけの直線の棒をつけていきます。
ただし、上側と下側は決まっているので下記の通りつけてください。

正しい例:上側は曲線になっています
間違っている例:直線になっている方は下側

曲線がついている方を下側にすると、地面と干渉してうまくつけることができません。
そのため下側は端面が直線になっている方にしてください。
両方つけるとこのようになります。

支えを取り付けたところ

ここまでで骨組みの作成は終わりです。

バイクカバーをかけていく

最後にバイクカバーをかけていきますが、正直一番苦労したところです。
バイクカバーの向きが逆だとカバーの寸が足りなくなり正しく固定できなくなります。

FRONTと書かれている方が奥側になります。

しかもマニュアルに記載されている内容が間違っているので、タグのFRONTに合わせてつけてください。

タグが付いている方が入り口ではなく、支柱がついている方になります。
マニュアルが間違っているせいで一回つけなおしをしました。
真夏に作業しましたが、バイクカバーの中ってめっちゃ暑くなるのでホント注意です…
また方向を見分けるコツとして「KOMINE」と書かれている方がFRONT側に来ていればOKです。

正しい方向

前後が分かったら実際にバイクカバーをつけていきます。
最初にFRONT側をつけて、その次に一番後ろ側をつけました。

カバーをつける順番(自己流)

このつけ方をする場合、骨組みを入り口が開いている状態にしてから組付けます。

この状態にしてからカバーを取り付けていく

また支柱をつけている所のフレームにはバイクカバーの固定はしないです。

赤丸部分にはバイクカバーを固定するところはない

ここにバイクカバーを固定してしまうと、カバーの寸法が合わずに正しく取り付けができなくなります。
ここまでカバーを取り付けた最終系がコチラになります。

完成

ようやく完成です。一人で作業するとチョット時間がかかりますね。

かかった費用と作業時間

今回かかった費用と作業時間はコチラ

費用と作業時間

  • 費用:41,000円
    (バイクドーム代)
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  • 作業時間:3.0h
    (写真撮りながら+カバー取り付けミスで時間のロスをしました)

Ninja1000にも使える?AK-103サイズ感レビュー

完成したバイクドームに早速ninja1000を入れてみました。

左右にも結構余裕があります。
カバーを閉めた状態で内側を覗くと十分なスペースがあります。

左右にスペースがあるけど、作業はできないです。

内側のスペース

これだけスペースがあるなら純正パニアつけた状態でもいけるのでは?
と思い入れてみました。

かなりギリギリ(入れ方によっては少し当たる)レベルですが、入れれないことはないです。
ninja1000に限らないと思いますが、カワサキのこのタイプのパニアすごく脱着がしにくいので
取り付けたままにしようかなと思っています。

サイズ感のレビュー結果

  • 左右に余裕あり
  • 純正パニアを装着したままでもギリギリ収まる
  • 高さにも余裕があるため、ハンドル幅の広いバイクでも対応可能

ninja1000のサイズ感バイク+パニア付きなら、Lサイズを選ぶのが安心です。
(バンディット1250のフルパニアとか入らなそうですね…)

まとめ:AK-103 はこんな人におすすめ

  • バイクカバーの取り外しが面倒に感じる人
  • 紫外線や雨風による劣化からしっかり守りたい人
  • 防犯性を少しでも高めたい人

コミネ AK-103 の購入はこちら

私も実際に使ってみて「カバーを外す・掛ける」という作業がなくなり、ツーリング前後の手間がかなり減りました
バイクを長くキレイに乗りたい方には、バイクドームは投資する価値があると感じます。