【オイル交換】日産ジュークのオイル交換【費用・作業時間公開】

DIY

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こんにちは、みる(@mill_tesagyo)です。

前回ダイハツ・ウェイクのオイル交換をしたのですが、実家で使用している日産ジュークのオイル交換も同時期だったので実施しました。
今までエンジンオイル交換は自動車整備工場にお願いしておりましたが
今回は自分でやろうと思い実施しました。
折角なので、備忘録も兼ねて作業記録を残しておきます。
ダイハツ・ウェイクのオイル交換が気になる方はコチラ

それでは早速やっていきましょう。

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素人DIYになります。作業は自己責任でお願いします。

本記事の内容

  • ニッサン・ジュークのエンジンオイル交換/オイルフィルター交換の方法
  • エンジンオイル交換/オイルフィルター交換に必要な工具
  • エンジンオイル交換/オイルフィルター交換を行った際の作業時間

オイル交換に必要なもの

オイル交換を行うのに必要な道具を並べました。

オイル交換に必要そうな道具一式

必須工具一覧

  • エンジンオイル
    今回はニッサンの純正オイル0W-20のオイルを使用します。
  • ドレンボルトワッシャ
    ドレンボルトに挟む小さな輪っかの部品です。
    貧乏学生の頃はワッシャを使いまわしていましたが、ワッシャはオイル漏れを防ぐ役割があるので素直に新品に交換しましょう。
  • フロアジャッキ
    応急処置用のパンタジャッキと油圧フロアジャッキがあるけど
    フロアジャッキのほうが力が少なく上げられるので
    今後も家で交換するなら1つ買うといいです
    (今回は家に転がってるやつを使わせてもらってます)
  • ジャッキスタンド(ウマ)
    ドレンボルトを緩める際、車両の下に潜る必要があるため車両をジャッキスタンド(ウマ)にかけておく必要があります。
    タイヤ交換は下に潜らないので、最悪ウマ掛けなくてもイイかなと思いますが
    下潜る場合はジャッキが落ちた場合ケガにつながるので絶対にウマを掛けましょう。
  • ソケット一式。(3/8sq or 1/2sq)
    エンジンオイル交換時、ドレンボルトはM14/オイルフィルターカップレンチは3/8sqの差し込み口がほとんどなので、3/8sqで揃えるのがいいです。
  • オイルフィルターカップレンチ
    オイルフィルターを変える時は必須。フリーで変換できるタイプとサイズが決まっているタイプの2つありますが、まずはフリーで変換できるタイプを買った方がいいです。
    (オイルフィルターのサイズが分かっているならカップレンチの方が力は入れやすい)
  • 輪留め
    これ絶対つけたほうがいいです。
    ほとんどの人が写真のようなアスファルトの上とかコンクリの上とかで作業すると思いますが
    ちょっとした傾斜で車が前に転がることがあるので買っておきましょう。
  • オイルジョッキ
    新品のオイルをエンジン内部に注ぐ際に使用します。
    車は3L~オイルを使用するので、自分の車にあったオイルジョッキを選びましょう。
  • オイル受け(受け皿)
    ドレンボルトを緩めてオイルを抜く際、古いオイルをためておく受け皿です。

あると便利な工具

  • トルクレンチ
    ドレンボルトとオイルフィルターを締め付ける時に、適切なトルクを掛けるのに使用します。
    特にドレンボルトはオイル漏れを心配してオーバートルクで締め付ける人が多いみたいなので、トルクレンチがあるといいです。
    ドレンボルトを締めすぎてオイルパンのネジをダメにした場合、結構修理費用が掛かるので、自信のない方はトルクレンチを使用しましょう。
  • 持ち手の短いラチェット
    ドレンボルトを緩める際、車両下での作業になるので他の場所に干渉しないような
    短いラチェットを用意すると便利です。
  • オイルフィラーキャップ外し
    オイルフィラーキャップが固いことがあり、また力の入りにくい場所にあります。
    キャップ外しがあれば、少ない力で緩めることができるので便利です。
  • サイズが調整できるオイルフィルターレンチ
    初めてフィルター交換する場合、どのサイズのオイルフィルターがついているか不明なため、サイズ調整できるフィルターレンチがあると便利です。
  • 車用スロープ
    私が実際使ったのですが、ジャッキ+ウマで車体を上げようとした場合
    ウマの高さが高いと、ウマ掛けるまでの高さまでジャッキアップできません。
    そのためスロープを用意して車両フロント側を上げることによりドレンボルトを緩める隙間を作ります。
  • オイルジョッキのロングノズル
    車によってはエンジンオイルを入れるオイルキャップ部分が入り込んだところにある場合があります。
    ロングノズルがあればオイルをエンジンルーム内部にこぼすことなくオイルを流せるので
    一度ボンネットを開けてオイルキャップがどこにあるか確認しておきましょう。
  • 廃油捨て段ボール
    抜いたオイルを処分する際、燃えるゴミに出す場合は廃油処理箱(廃油ポイ)を用意しましょう。
    私は廃油を空きペール缶に集めて知り合いの自動車屋さんに持っていきますので用意していませんが、特殊なケースだと思いますので廃油処理箱の用意は必要です。
  • 段ボール
    オイル交換時、オイル受け皿の下に敷いて地面にオイルが飛び散るのを防ぎます。
    特に賃貸でオイル交換しようとする方は近隣の迷惑にならないよう、オイルが地面に落ちるのを段ボールなどで防ぎましょう。

実際の作業

ジュークは車高が比較的高いので、車用スロープでフロントを上げてからドレンボルトを緩めることにしました。

フロントを上げる(車用スロープを使ってフロントを上げる場合)

車をスロープに乗せます。

スロープを使ってフロントを上げたところ。

車両下部を見ると運転席側がエンジンオイル、助手席側にミッションオイルを受けるオイルパンが設置されています。

車両下部の運転席側にある黒い方がオイルパンです

ドレンボルトはコチラになります。

ドレンボルトの位置

ちなみにオイルフィルターはフロント側についており、交換するとき少し面倒な位置にあります。

オイルフィルターの位置
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他のボルトを緩めると故障の恐れがあります。
自信のない方は整備工場で整備してもらいましょう。

ドレンボルトを緩めて、オイルを抜く

ドレンボルトを緩めていきます。

ドレンボルトの位置

M14なので、ソケットを使って緩めます。
そこまで力はかかっていないはずですので緩められると思います。問題は車両下での作業になるので
できれば柄の短いラチェットなどを用意すると楽に緩められます。

オイルを抜いている所です。

オイル抜き中

5000kmですが、明らかにオイルが汚れているのが分かります。
エンジンオイルの交換を行わないことによる問題は色々あります。

エンジンオイルを交換しないことによる問題

  • エンジンの焼き付き
    潤滑性能の低下により、エンジン内部の金属部品同士が直接こすれ合い、焼き付いてしまう可能性があります。
  • 燃費の悪化
    摩擦が増加し、エンジンの効率が低下するため、燃費が悪化する可能性があります。
  • エンジンの異音
    潤滑不足により、エンジン内部で異音が発生する可能性があります。
  • エンジン故障
    最悪の場合、エンジンが故障し、高額な修理費用が必要になる可能性があります。

オイルを抜く際は、下に段ボールなどオイルが地面に付着しないよう敷物を敷くと
後で掃除が楽になります。

Information

段ボールを敷くと、後の掃除が楽になる

ドレンワッシャーを交換し、ドレンボルトを締める

全て抜き終わったらドレンボルトを締めます。
その前に、ドレンワッシャを新品の物に交換します。

ドレンボルト

ドレンワッシャにはドレンボルトとオイルパンの隙間を埋めて、エンジンオイルの漏れを防ぐ役割があります。
一度使うとドレンワッシャはつぶれてしまうので、毎回交換が必要です。
ドレンワッシャを交換したらドレンボルトを締めていきます。
車両下はスペースがあまりないので、ハンドルの短いラチェットなどを用意するのがいいです。
締め付ける時、最後はトルクレンチで締めます。
締め付けトルクは34.3Nmです。

オイルフィルターを交換しない場合は、パーツクリーナーで清掃する

オイル漏れがあるかどうか調べるため、あらかじめパーツクリーナーで付着しているオイルを吹きます。

Information

オイル漏れがあるか分からなくなるので掃除をする。

オイルフィラーキャップを緩めてオイルを入れる

ここまでできれば新しいオイルを注いでいきます。

エンジン横のキャップがオイルフィラーキャップ

エンジンオイルを注ぐ場所はエンジン横のキャップが付いている所になります。
このオイルフィラーキャップが固い場合があるので、力に自信のない方はあらかじめキャップオープナーを買っておきましょう。

私は用意してなかったので、タオルをキャップに被せてモンキーで掴んで回しました。
今回は既に買っており残っていたニッサン モーターオイル ストロング セーブ・X 0W-20を入れていきます。
オイル交換だけの場合、2.8Lが規定量になります。

エンジンオイルが入っているかレベルゲージで確認する

エンジンオイルが交換できたらレベルゲージでオイルが入っているか確認します。
まずはレベルゲージを抜いてオイルを拭きます。
写真の黄色い持ち手がレベルゲージになります。

レベルゲージの位置
レベルゲージを抜いて拭いたところ。

ここから再度レベルゲージを入れてオイルが入っているか見ます。

オイルが入っている

分かりにくいですが、LとHの間の網目のところにオイルがついていることが分かります。
確認したらレベルゲージを戻します。

少し走行してオイル漏れがないか確認する

最後に少し走行して、オイル漏れがないか確認しましょう。
走って帰ってきて、車を止めていたところにオイルが漏れてなければOKです。
始めてオイル交換をして心配な方は、ガソリンスタンドなどでオイルが漏れていないか見てもらいましょう。

かかった費用と作業時間

今回かかった費用と作業時間はコチラ

費用と作業時間

  • 費用:28,610円
    • オイルフィルター:500円
    • オイルフィルターカップレンチ:390円
    • ドレンパッキン:250円
    • 3.0Tリジットトラック1セット:5,490円
    • リジットトラック用ラバークッション・パイプ付き:2,380円
    • エンジンオイル 20L:19,600円
      何回もオイル交換するのでまとめ買いしました。
      1Lあたり980円なので、2.8Lだと2,744円です。
  • 作業時間:1h
    写真撮りながらなので、次回は多分1hもかからず終わります。

車屋さんでやってもらうのとどっちが得か

いつも車屋さんでは3000円で交換してもらってました(これもかなり安い部類だと思いますが)
正規ディーラーとかだと6000円とかでしょうか、その工賃を自分でやることで削減できます。
工具を最初から揃えて、20Lペール缶でオイルを購入しても3万円あれば揃うので、5回オイル交換をしたら元は取れると思います。
1回5,000kmとして25,000km走行時のオイル交換で元は取れます。
車維持費が大変って方はチャレンジしてみてください。