【ママチャリ】子供用自転車のパンク修理、チューブ交換【費用・作業時間公開】

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こんにちは、みる(@mill_tesagyo)です。

今回は姪っ子の自転車のタイヤがパンクしていたのでDIYでタイヤのチューブ交換をしました。
ショップに出すと意外とお金がかかる自転車のチューブ交換ですが、手順と工具さえあれば簡単にできますので、DIY好きな方は是非チャレンジしてみてください。

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素人DIYになります。作業は自己責任でお願いします。

本記事の内容

  • 子供用自転車のパンク修理(タイヤチューブ交換)の方法
  • 子供用自転車のパンク修理(タイヤチューブ交換)に必要な工具
  • 子供用自転車のパンク修理(タイヤチューブ交換)を行った際の作業時間

交換前の自転車の状態

まずは交換前の自転車の状態を確認します。

外観
前輪
後輪

パンクしてから乗られていないのか、蜘蛛の巣が張っている状態です。
前輪、後輪ともに空気が完全に抜けており、タイヤがペチャンコになっています。
聞いた話によると、空気入れで空気を入れても一日で空気が抜けるとのこと。
間違いなくチューブに穴が開いているんだろうと推測できます。
なので早速手持ちの工具でパンク修理(タイヤチューブ交換)してみました。

子供用自転車のパンク修理(タイヤチューブ交換)に必要な工具

子供用自転車のパンク修理(タイヤチューブ交換)に必要な道具を並べました。

必要な工具一式

必須工具一覧

  • メガネレンチセット(もしくはスパナセット)
    シャフトを緩めたり締めたりするのに使用します
  • 空気入れ
    見切れてますが、チューブを交換した後に空気を入れるために必要です。
  • レンチ
    前輪と後輪それぞれについているシャフトの先端にかぶさっているキャップを取るのに重宝します。
  • プラスドライバー
    後輪のドラムブレーキ周りを外すのにプラスドライバーを使用しました。
  • タイヤレバー
    自転車のタイヤは手でも外せますが、タイヤレバーがあると楽に作業ができます。

車やバイクを整備する道具で行ってますが、ホームセンターで売っている安い奴で十分ですので、最初から始める方はホームセンターで替えのチューブを買うついでに工具も揃えましょう。

実際の作業

それでは実際の作業を始めていきます。

自転車を逆さまにしてタイヤを取れるようにする。

いきなりですが、自転車を逆さにセットします。

逆さにセットした自転車

こうすることで、タイヤを外しても自転車が倒れないようになります。
ただ、今回の写真のようにサドルの高さが低いと、後輪の泥除けが地面に接触し傷をつけてしまいます。なので、サドルの高さを高くしてから逆さにセットした方がいいです。

Information

逆さにする際は、サドルの高さを後輪の泥除けより高くすること

フロントのシャフトについているキャップを外す

まずはフロントタイヤのチューブ交換からします。
フロントタイヤを外す前に、キャップでボルトがカバーされているのでキャップを外します。

キャップを外す

この際、モンキーレンチを使って外すと楽です。
また、直接挟むのではなく布切れを噛まして挟むとキャップに傷が入りません。
(今回は時間が無かったので割愛)

Information

モンキーレンチで挟む際は布切れを噛ますと傷が付きにくい

フロントタイヤのボルトを外して、タイヤを外す

キャップを外したらボルト・ナットを外してフロントタイヤを車体から外します。

ナットを外した後

タイヤを完全に外す前に写真をとっておき、泥除け・カゴ・ナットがどの順番で組付けられているのか記録しておくと組む時に役に立ちます。

フロントタイヤを外した後

タイヤレバーを使ってタイヤを外して、チューブを外す

フロントタイヤを外したら、タイヤレバーを使ってタイヤを車輪から外し、チューブを引き抜きます。

バイク用のタイヤレバーを使用

自転車用だとプラスチックの安いタイヤレバーもありますが、バイク用だと長さもあり楽にタイヤを外せます。タイヤを外すとチューブも引っ張り出せるので、空気入れる場所のナットを外してチューブを外します。

新しいチューブを装着してタイヤをはめ込む

次に新しいチューブをタイヤにセットして入れます。

新品のチューブ

新品のチューブを出した後、はめ込む前にナット類を全て外しておきます。

ナット類を全て外す

その後、車輪に空気入れ部分から順番に入れていきます。
タイヤの底にチューブを這わせるようにセットしていけばOKです。
チューブを一通りセットした後、空気入れ部分のナットを締めていきます。

ナット装着後

最後に空気を入れて、再度ナットを締めればタイヤ交換は終わりです。
空気は4kgが適正値でした。

空気入れ中
フロントタイヤのチューブを交換した後
ボルトを締め付けていきます

空気を入れるとナットが浮くので、またナットを締めていきます。

空気を入れた後、ナットが浮いている

フロントタイヤを組み付けていく

外す時と逆の手順でフロントタイヤを組み付けていきます。

フロントタイヤ組付け中

これでフロントタイヤは終わりです。
今度はリアタイヤのタイヤチューブ交換をします。

シャフト部分のナットを外して、リアタイヤを外す

次はリアタイヤのチューブ交換をします。
泥除けが傷つくのが分かったので、サドルを上げています。

サドルを上げて泥除けが地面につかないようにしている

リアタイヤについているシャフトのナットを外します。

ナットを外した所

チェーン調整用のネジを外す

フレームの先端にチェーン調整用のナットがついていますが、そちらを外してリアタイヤが外せる状態にします。
チェーン調整用のナットなので、外す前にどの程度締め付けていたか覚えておきましょう。
不安な方はこのように写真を撮っておくと組付ける際の参考になります👇

写真中央の銀色のパーツがチェーン調整用のナット
Information

外す前に写真を撮って、組み付けるときのナットの締める量を把握すること

ナットを外すとリアタイヤが外せる状態になります。

チェーン調整用のナットを外した所
チェーン調整用のナットを外した所

リアのドラムブレーキ周りを外す

Warning

ブレーキ周りを外す前に正しく組めるよう写真を撮っておくこと

チューブ交換で一番難しいブレーキ周りを外していきます。
まずブレーキワイヤーを繋いでいるナットを外します。

ブレーキワイヤーを繋いでいるナット

ナットを外すと、このようにケーブルをブレーキから外すことができます。

ケーブルを外した所

ドラムブレーキとフレームを繋いでいるボルトを全部外せば、リアホイールが外せるようになります。

リアホイールを外した所

古いチューブを抜いて、新しいチューブをはめる

リアタイヤを外したら、古いチューブを外して新しいチューブを入れます。
チューブの交換方法はフロントタイヤと一緒です。
ここでもバイク用のタイヤレバーがあると楽にタイヤを外せます。

リアホイールを外した手順と逆手順でホイールを組み付けていく

タイヤのチューブ交換が終われば、ホイールを組み付けていきます。
基本的に外した手順と逆の手順で組み付ければOKです。
ただし、チェーン調整用のボルト・ナットは左右があるのでどちらに組むと正しいか写真を見ながら組みましょう。

Information

チェーン調整用ボルト・ナットの組み方に注意

チェーン調整用ボルト

組み付けるときは写真を参考に、どの順番でシャフトにつながっていたか確認しながら組みます。

泥除け組付け中

チェーン調整用ネジの組み付けをしたところ。

チェーン調整用ネジの組み付けをしたところ。

ドラムブレーキも写真を見ながら組んでいきます。

ドラムブレーキも写真を見ながら組んでいきます。

ブレーキワイヤーも正しく組付けます。

ブレーキワイヤー組み付け時

スタンドを車体の左側に付ける

リアタイヤの組み付けの最後にスタンドを組む必要があります。
車体が逆になっているので、一瞬どちらにスタンドをつけていいか分からなくなりますが、ブレーキがついている側と逆の方にスタンドをつければいいと覚えておいてください。

スタンドをつけた後

組付け完了:軽く走行してブレーキが効くか、パンクしていないか確認

これでタイヤチューブの交換は完了です。
本格的に走り出す前にブレーキが効くこと・タイヤの空気が抜けないことを近所を走って確認します。

変更後の様子

軽く走って問題ないのを確認し、作業終了です。

かかった費用と作業時間

今回かかった費用と作業時間はコチラ

費用と作業時間

  • 費用:3,560円
    • 前後チューブ代:1,780円 × 2
  • 作業時間:2.0h
    リアのドラムブレーキ周りを外すのに時間がかかりました。

自転車屋さんでやってもらうのとどっちが得か

一般的な自転車屋さんで前後のタイヤチューブの交換をする場合、おおよそ下記の金額くらい掛かるみたいです。

チューブ交換費用の相場

  • 前輪:2,640円(工賃) + 1,780円(チューブ代) = 4,420円
  • 後輪:3,960円(工賃) + 1,780円(チューブ代) = 5,740円

工賃が6,600円ですので、自分で行えばその分削減することができます。
工具もホームセンターで揃えれば6,600円もかからないので、一回自分でできるだけで元が取れると思います。
また2人兄弟、3人兄弟と自転車が複数ある場合はその分工賃を削減できるので、より節約になります。DIYに興味があって時間が取れる方やチャレンジしてみる価値あると思います!