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こんにちは、みる(@mill_tesagyo)です。
今回は姪っ子の自転車のタイヤがパンクしていたのでDIYでタイヤのチューブ交換をしました。
ショップに出すと意外とお金がかかる自転車のチューブ交換ですが、手順と工具さえあれば簡単にできますので、DIY好きな方は是非チャレンジしてみてください。
本記事の内容
- 子供用自転車のパンク修理(タイヤチューブ交換)の方法
- 子供用自転車のパンク修理(タイヤチューブ交換)に必要な工具
- 子供用自転車のパンク修理(タイヤチューブ交換)を行った際の作業時間
- 1 交換前の自転車の状態
- 2 子供用自転車のパンク修理(タイヤチューブ交換)に必要な工具
- 3 実際の作業
- 3.1 自転車を逆さまにしてタイヤを取れるようにする。
- 3.2 フロントのシャフトについているキャップを外す
- 3.3 フロントタイヤのボルトを外して、タイヤを外す
- 3.4 タイヤレバーを使ってタイヤを外して、チューブを外す
- 3.5 新しいチューブを装着してタイヤをはめ込む
- 3.6 フロントタイヤを組み付けていく
- 3.7 シャフト部分のナットを外して、リアタイヤを外す
- 3.8 チェーン調整用のネジを外す
- 3.9 リアのドラムブレーキ周りを外す
- 3.10 古いチューブを抜いて、新しいチューブをはめる
- 3.11 リアホイールを外した手順と逆手順でホイールを組み付けていく
- 3.12 スタンドを車体の左側に付ける
- 3.13 組付け完了:軽く走行してブレーキが効くか、パンクしていないか確認
- 4 かかった費用と作業時間
- 5 自転車屋さんでやってもらうのとどっちが得か
交換前の自転車の状態
まずは交換前の自転車の状態を確認します。



パンクしてから乗られていないのか、蜘蛛の巣が張っている状態です。
前輪、後輪ともに空気が完全に抜けており、タイヤがペチャンコになっています。
聞いた話によると、空気入れで空気を入れても一日で空気が抜けるとのこと。
間違いなくチューブに穴が開いているんだろうと推測できます。
なので早速手持ちの工具でパンク修理(タイヤチューブ交換)してみました。
子供用自転車のパンク修理(タイヤチューブ交換)に必要な工具
子供用自転車のパンク修理(タイヤチューブ交換)に必要な道具を並べました。

必須工具一覧
- メガネレンチセット(もしくはスパナセット)
シャフトを緩めたり締めたりするのに使用します - 空気入れ
見切れてますが、チューブを交換した後に空気を入れるために必要です。 - レンチ
前輪と後輪それぞれについているシャフトの先端にかぶさっているキャップを取るのに重宝します。 - プラスドライバー
後輪のドラムブレーキ周りを外すのにプラスドライバーを使用しました。 - タイヤレバー
自転車のタイヤは手でも外せますが、タイヤレバーがあると楽に作業ができます。
車やバイクを整備する道具で行ってますが、ホームセンターで売っている安い奴で十分ですので、最初から始める方はホームセンターで替えのチューブを買うついでに工具も揃えましょう。
実際の作業
それでは実際の作業を始めていきます。
自転車を逆さまにしてタイヤを取れるようにする。
いきなりですが、自転車を逆さにセットします。

こうすることで、タイヤを外しても自転車が倒れないようになります。
ただ、今回の写真のようにサドルの高さが低いと、後輪の泥除けが地面に接触し傷をつけてしまいます。なので、サドルの高さを高くしてから逆さにセットした方がいいです。
フロントのシャフトについているキャップを外す
まずはフロントタイヤのチューブ交換からします。
フロントタイヤを外す前に、キャップでボルトがカバーされているのでキャップを外します。

この際、モンキーレンチを使って外すと楽です。
また、直接挟むのではなく布切れを噛まして挟むとキャップに傷が入りません。
(今回は時間が無かったので割愛)
フロントタイヤのボルトを外して、タイヤを外す
キャップを外したらボルト・ナットを外してフロントタイヤを車体から外します。

タイヤを完全に外す前に写真をとっておき、泥除け・カゴ・ナットがどの順番で組付けられているのか記録しておくと組む時に役に立ちます。

タイヤレバーを使ってタイヤを外して、チューブを外す
フロントタイヤを外したら、タイヤレバーを使ってタイヤを車輪から外し、チューブを引き抜きます。

自転車用だとプラスチックの安いタイヤレバーもありますが、バイク用だと長さもあり楽にタイヤを外せます。タイヤを外すとチューブも引っ張り出せるので、空気入れる場所のナットを外してチューブを外します。
新しいチューブを装着してタイヤをはめ込む
次に新しいチューブをタイヤにセットして入れます。

新品のチューブを出した後、はめ込む前にナット類を全て外しておきます。

その後、車輪に空気入れ部分から順番に入れていきます。
タイヤの底にチューブを這わせるようにセットしていけばOKです。
チューブを一通りセットした後、空気入れ部分のナットを締めていきます。

最後に空気を入れて、再度ナットを締めればタイヤ交換は終わりです。
空気は4kgが適正値でした。



空気を入れるとナットが浮くので、またナットを締めていきます。

フロントタイヤを組み付けていく
外す時と逆の手順でフロントタイヤを組み付けていきます。

これでフロントタイヤは終わりです。
今度はリアタイヤのタイヤチューブ交換をします。
シャフト部分のナットを外して、リアタイヤを外す
次はリアタイヤのチューブ交換をします。
泥除けが傷つくのが分かったので、サドルを上げています。

リアタイヤについているシャフトのナットを外します。

チェーン調整用のネジを外す
フレームの先端にチェーン調整用のナットがついていますが、そちらを外してリアタイヤが外せる状態にします。
チェーン調整用のナットなので、外す前にどの程度締め付けていたか覚えておきましょう。
不安な方はこのように写真を撮っておくと組付ける際の参考になります👇

ナットを外すとリアタイヤが外せる状態になります。


リアのドラムブレーキ周りを外す
チューブ交換で一番難しいブレーキ周りを外していきます。
まずブレーキワイヤーを繋いでいるナットを外します。

ナットを外すと、このようにケーブルをブレーキから外すことができます。

ドラムブレーキとフレームを繋いでいるボルトを全部外せば、リアホイールが外せるようになります。

古いチューブを抜いて、新しいチューブをはめる
リアタイヤを外したら、古いチューブを外して新しいチューブを入れます。
チューブの交換方法はフロントタイヤと一緒です。
ここでもバイク用のタイヤレバーがあると楽にタイヤを外せます。
リアホイールを外した手順と逆手順でホイールを組み付けていく
タイヤのチューブ交換が終われば、ホイールを組み付けていきます。
基本的に外した手順と逆の手順で組み付ければOKです。
ただし、チェーン調整用のボルト・ナットは左右があるのでどちらに組むと正しいか写真を見ながら組みましょう。

組み付けるときは写真を参考に、どの順番でシャフトにつながっていたか確認しながら組みます。

チェーン調整用ネジの組み付けをしたところ。

ドラムブレーキも写真を見ながら組んでいきます。

ブレーキワイヤーも正しく組付けます。

スタンドを車体の左側に付ける
リアタイヤの組み付けの最後にスタンドを組む必要があります。
車体が逆になっているので、一瞬どちらにスタンドをつけていいか分からなくなりますが、ブレーキがついている側と逆の方にスタンドをつければいいと覚えておいてください。

組付け完了:軽く走行してブレーキが効くか、パンクしていないか確認
これでタイヤチューブの交換は完了です。
本格的に走り出す前にブレーキが効くこと・タイヤの空気が抜けないことを近所を走って確認します。

軽く走って問題ないのを確認し、作業終了です。
かかった費用と作業時間
今回かかった費用と作業時間はコチラ
費用と作業時間
- 費用:3,560円
- 前後チューブ代:1,780円 × 2
- 作業時間:2.0h
リアのドラムブレーキ周りを外すのに時間がかかりました。
自転車屋さんでやってもらうのとどっちが得か
一般的な自転車屋さんで前後のタイヤチューブの交換をする場合、おおよそ下記の金額くらい掛かるみたいです。
チューブ交換費用の相場
- 前輪:2,640円(工賃) + 1,780円(チューブ代) = 4,420円
- 後輪:3,960円(工賃) + 1,780円(チューブ代) = 5,740円
工賃が6,600円ですので、自分で行えばその分削減することができます。
工具もホームセンターで揃えれば6,600円もかからないので、一回自分でできるだけで元が取れると思います。
また2人兄弟、3人兄弟と自転車が複数ある場合はその分工賃を削減できるので、より節約になります。DIYに興味があって時間が取れる方やチャレンジしてみる価値あると思います!